10年後、君はちゃんと微笑えているか?

「笑うな」と、昔何度か怒られたことがある。

人が大切な話をしていると言うのに、私は「アハハ…」と言う、嘲笑にも捉えられてしまうような態度をしてしまうからだ。よくある。人に話を合わせようとするが余り、笑ってしまうのだ。自分の悪い癖だと思ってる。

あと3週間程で29歳になるから、そーゆー事で怒られるのは無くなったけれど、私はよく「愛想笑い」をしてしまう。ちっとも面白くもない話に、興味も持てない話に「アハハ」と笑ってしまう。これってとても失礼な話じゃないですか?相手の話をちゃんと聞いてないのと同じである。だから私は、本当に自分にとってどうでもいい話のときはなにも喋れなくなってしまう。

会社の19歳の新人さんが、よく先輩から何かを教わっている最中にか細い声で笑う。
「エヘヘ…」とか「ウフフ…」とか、困ってるのか笑ってるのか良く聞き取れないくらいの虫の声で笑う。私はそれを側から見ていて、とても苛立っている。
どっちなんだよ、と。どーゆー気持ちなんだよと。
自分は虫のような小さい心の持ち主だなぁと実感する。みんなそれなりに頑張ってるのにね。
10歳年下の時なんて、私はまだ大学生で働いてなくて、なんなら軽音サークルでバンドして遊びまくってた。電話の引き継ぎとか、Excelの使い方とか、業務のホウレンソウとか、何も知らない子供だった。10年前の自分を見ているようで、イラつくし、頑張って欲しいのだ。
でも私は絶対に「今笑うところじゃないから」みたいな言い方で後輩を怒りたくはない。
(せめて社内チャットとかでいうかもだけど。。。)

笑える時は笑って、真剣な時は真剣に。
笑い方にもある程度、教育が必要だと思うの。

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