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山本恭子 自己紹介

2024年9月8日更新

◎演奏(自作曲や友達の曲、世界の名曲など、歌、コルネット、鍵盤他)
 ソロ活動
 山本恭子+馬野ミキ(詩人の馬野さんと2024年に始まった活動)
 春蝉(コントラバス、ベース 宮坂洋生さんと2023年に開始)
 ロバートDEピーコ(ハヤシヒロシ・手三・タケル・故ぺぺ長谷川)
 マヘルシャラルハシュバズ(愛媛の陶芸家工藤冬里さんの不定形バンド)
 ティポンシュ(フレンチカリブ地域のクレオール音楽)
 
◎ライブ音源のカセットテープ、CDR
◎自作曲の譜面
◎自家製梅干し 等の販売
◎zineへの寄稿
 土曜社Fan zine 原田企画 2022 
 NEWSONG#2~4 蜂谷翔子制作
 月刊蟻鱒鳶ル売り鱒 キムラナオ編集 6号・11号以降毎号寄稿
 母と子の健康 81号
◎カフェ放送てれれ出品
 春『冬のはじまり』スライドショー
 夏『あのね岡さん、蟻鱒鳶ルは楽器なんだよ』

★週に3回、環境系NPOの事務などのアルバイトをしながらの活動。
演奏活動に伴う旅費は原則自己負担です。物販や投げ銭にとても助けられています。感謝。

★2019年末、子宮内膜症悪化に伴い、各種検査を受けてバセドウ病はじめ複数の病名がつき、自然農に取り組む流れに。2017年以来、所沢の有機農家オギノエンファーム、歓藍社の拠点である福島県の大玉村へ通っているが、奈良の川口由一さん(2023年没)の考え方をベースにした「自然農」を武蔵五日市で教わりながら実践。カヤネズミの生態を見守るカヤネットにも参加。

★各種SNSのアカウント名は山本恭子または「うちうごはん(宇宙ごはん)」です。@uchugohan28 をお探しください。
E-mailのアドレスも uchugohan28 アット gmail.comです。



2023年は緊急事態宣言がうやむやになり、旅をしていい、マスクしないでもいい、しかし物価は高い、税金は搾り取られる、戦争は飛び火する、世界のごく少数の人がどんどんお金持ちになり、大企業もかつてなく大金持ち、なのに賃金はたいして上がらず、非正規雇用ばかりが増え、すべては自己責任という風潮。
そんな世の中でウクライナやガザのニュースに心を傷めつつ、自分にできることはなにか。そんなことを日々考えながら賃金労働を最小限に減らし、食事も主に一日一回の節約生活に努め、音楽や文章の活動を中心にしてみたらどうなるかのいわば実験を行った。この程度の実力で、人前で演奏する、特に修行を積んだわけでもないのに文章を書く、資格もないが、頼まれれば料理もする、できることは何でも、ただし自由で創造的なことを。
というのを一年やってみた結果、人前での演奏活動を80回くらい、北海道など「演奏ツアー」に行くこともできた。「月刊蟻鱒鳶ル売り鱒』という月刊発行のzineに連載も始まった。
しかしライブが増えると、集客や企画運営など、やるべきことが無限に増え、作曲や演奏、日々の練習といった「音楽」活動はむしろ減る場合もあることに気づいた。実際問題、ライブというのは「生きる」「人生」「命」といった意味合いも兼ねる言葉であるように一回一回が得難い経験であり、そのためには何でもするという気持ちにもなる。が、収入よりも出費がかさむ。体力が要る。SNSでは良い面しか出さない傾向にあるので、パンデミック期(なにをしてもいざこざの元になるのでおとなしく自然農の探求をしていた)からの反動もあり、応援してくれる人も増えたが、妬みの種ともなり、大きな問題はないが、ややこしいことも多少あった。
いくつになっても自分自身のやりたいこと、こうありたいということは変化もするし、自分では気づきにくいということもある。ま、音楽や文章を書いて自分自身と向き合う機会が多いお陰で、だいぶ探求が進んだという見方もできるかもしれない。
だから今年はライブを思いきって減らす。というか、手間のかかるライブを企画してまで行うのはやめることにした。その方針を立ててすぐに「山本恭子+馬野ミキ」の活動が始まった。自主ライブは今のところしていないが、ほぼ毎月のように演奏の機会をいただいている。馬野さんが蟻鱒鳶ルで働いていて、二人ともがzineに連載をしているということもあり、毎週のようにビルの地下や屋上で公開練習をしている。時間があるからといって進むものでもないけど、作曲も少しできたし、詩人である馬野さんに触発されて詩作も始めた。NEWSONG4号への文章を機に今年は歌にも挑戦している。
パンデミック中に篠笛を習い、ウクレレを習った私は今年は半年間、ボイストレーニングを教わり、ちょうど昨日からはインドの詩人タゴールの遺した膨大な歌曲を教わる教室に縁あって通うことにした。
コルネットは小学校の時に出会って以来、大好きな楽器。特に演奏を続けて、天上の高いホールなどでやわらかい音色を吹けた時、とても幸せな気持ちになる。けれど去年たくさん活動してみてもやっぱり音域は狭いまま、音程は悪いまま、リズム感も悪いまま、馬力は弱る一方、、、いや諦めたわけではないし続けていくつもりだけれど、背中に背負うのも重たく感じる最近、金管楽器にこだわらず、もっと単純に音楽をしようという気持ちになった。高校生の頃、バイオリンの友人に「ちょっと弾かせて」と軽い気持ちで言ったら断られて、ひとつの楽器を習得するまで他の楽器に手を出してはならないとストイックな彼女から言われて以来、ちょっと頑ななところが育ってしまったのかもしれない。でもそもそもはピアノから、というか恐らくは歌から我が音楽人生は始まっていて、鍵盤と金管、両方続けてきた。だからこうして文章にしてみると矛盾してるじゃん!とツッコミたくなるけれど。ま、楽器も高いのでやりたいと思ってもできるとは限らない。いくつもかけもちする友達もいるけれど、私の場合はオーボエやファゴットなどの木管楽器、はたまた低音弦楽器などにも憧れつつ、そうした楽器は入手することさえできなかったので、それが運命というもの。借金してまでやりたいという情熱もなかったのだから仕方がない。
とにかくコルネットにこの数年取り組んで、ますます好きになったけれど、もっと素朴に歌をうたうことや手近で体力的に負担の少ない楽器、鍵盤ハモニカやウクレレ、ギターなどにも親しんでみようという感じ。
それと、去年北海道へツアーするなんて大それたことにトライしたら、今年もまた誘っていただき、行ってみれば思いがけず北海道在住の旧友が日替わりで訪ねてくれたり、新たな出会いもあった。今年関西へ行ってみればまたそのようなことがあった。移動の刺激で日頃は挑戦しないようなことに挑戦することもできる。
映像作品をつくるということも始まった。取り組むことにはなにかしらの意味がある。なんでも頭で考えるより先に手を動かすようにして、柔軟に取り組むべし。

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山本恭子
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