ガイダンスを待つ

昨日、なにか聖霊が私にやってほしいことがあるらしいことを感じていた。
でもそれがなにかわからない。

とりあえず、この連休で取り組むことにしていたことを頭の中で並べてみた。
Blenderの勉強、一昨日図書館で借りてきた合気道関連の本を読む、
連休前に仕事でリテイクになってしまったデザインをやる、
中途半端になっているファンクション、
書い忘れていた牛乳を買いに行く…。

午前中、休み明けに牛乳はあってほしいからとりあえず買いに行った。
それをすませ、再び私に何をやってほしいのかガイダンスを求めた。
まんじりともしないまま夕方を迎えた。
そろそろお風呂に入るかとガスをつけた時、「あ、ツールか!!」と突然ひらめいた。
今年になってから、ツールに取り組む腹くくりができていたので、
ツールに対して怖くないという認識ができていたのが盲点になっていた。
そのツール案件は、「連休前に仕事でリテイクになってしまったデザイン」について。
最近、イマジネーションが湧きづらくなっていて、
先方からこのデザイン以前もやっていたよね?みたいなことを言われたと上司に言われた。
それが本当かどうかはわからないけれど、デザインが湧きづらくなっていて、
恐怖みたいなのとプレッシャーを感じ始めていたので、
この連休に少しやっておこうかと思っていたけど、どうにも気が重い。
連休も最終日だし、もし仕事をやるならこの日のうちにやらないとと思っていたのだが…。

さて誰にツールをやってもらうか…??
まきさんのイメージが湧いたけれど、もう夕方だしなー、とりあえずメッセージだけ投げてみた。
前準備ワークを開いてとりあえず一人で進めてみることにした。
思いの外、上司に対する憎悪、私自身に対する憎悪が出てきて、
こんなふうに思っていたんだと泣いたその後にまきさんからメッセージが来て、
夜にツールをやってもらえることになった。

一人でやった前準備ワークをまきさんに引き継いでもらって、
ツールに進もうとしたその時、突然知らない電話番号から携帯に着信が入った。
それに出るか出ないか迷ったが、明日からの仕事のこともあるし、
このツールでクリアにしないと進めないとスルーしていたら、
その電話が切れた途端に、固定電話のほうに電話がかかってきた。
父の電話だ。
多分さっきの見たことのない電話番号は、私が知らない間に父が取得した電話に違いない。
見たことのない電話なら、うっかり私が出るに違いないと思っていたんだろう。
その後、何度も何度も繰り返し着信が続いたけれど。

でもこのパターン、初めて参加した献身滞在、当時は合宿に起きた、
あれと全く同じものだ。
あの時も、のりこさん宅にたどり着いたその時に会社から電話がかかってきて、
今すぐ対応してほしい修正があるんだ!!と上司に言われて、
頭が真っ白になって、どうしよう!!すぐに帰らないと!!と慌てていたら、
なおこさんたちが「これ、あるあるだから」と言っていた。
真理に向かう道を歩み始めると、それを阻もうとするエネルギーが働くんだと。

4日間の合宿を終えて、恐る恐る上司にお詫びを入れて、
もしまだ対応されていないならすぐに対応しますと言うと、
まだ大丈夫だったから、とのんきに言われて脱力した。
一体、あれはなんだったんだと思った。

この合宿の時も、今回の父からの電話も、
自我の抵抗なのだろう。
ツールを真剣にやってしまわないように妨害をしてきたのだろう。
そして物事を深刻に見ないといけないという私のクセが起こした事象。

まきさんにツールをやってもらっていて出てきたのは、
神なんかいなくてもやっていけることを証明したい私がいた。
神なんか頼りにならない、私を助けられるのは私だけだって思っている。

それを証明するために、
助ける助けるという割に、
エサだけはくれるけど、本当に助けてほしいときにはそっぽを向いて
俺には関係ないって逃げる父を作った。
頼りにならない神という認識を証明するために。
そして「できる私」を演じ続けてきた。
それがもう無理で、「わからない」を受け入れるためにこのことが起きている。
その「わからない」ことにエキスパンションしたのが
クライミングと合気道だった。
「わからない」でいい、と教えるために現れたんだ。


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