見出し画像

私の祝い方 第12話

 今回の記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめします。

第6章

やっとEDだよ

 あと残すところEDのみとなった。やっとここまで来たかという感じだ。
 まず使用曲は私が編曲した“旅立ちの日に”を選んだ。E.K君は高校時代は合唱部だったのでぴったりだろう。アレンジのジャンルはフュージョンバラード、完全に私の好みだ。ぜひ聞きたい方はこちらの演奏動画から聞いて欲しい。

 EDの構成は少し悩んだ。個人的に出演者の名前はイントロが終わってからのAメロに入ったタイミングで入れたかったのでイントロのところをどうしようかと考えた。少し考え、Group“I”の全員が写っている過去の写真をロードムービー風に出すことにした。このビデオがGroup“I”が主演であることを感じさせるにはちょうどいいし、これでいいだろう。
 出演者、制作スタッフ(ほぼ内子)のクレジットテキストを用意し、そのテキストを下から上に登っていくようになるように設定する。全て設定し終えると、曲の尺を持て余していることに気づいた。クレジットの数はその辺のドラマより全然少ない。当たり前だ。よって私は曲の2番に入る前のイントロで終わるようにクレジットの表示時間を調整し曲はフェードアウトで終わらせた。
 これでEDは完成だ。これで全ての構成要素が揃い私は一息ついた。

演者クレジットへの謎のこだわり

 ここからは完全に趣味の話だが、EDの制作でのこだわりとして出演者のクレジット表示順に謎にこだわってしまった。
 私の最近のマイブームとして映画やドラマなどのエンドクレジットを見るという謎の趣味を得た。最近なんか見てると面白い。出演時間、俳優の格による表示の順番や表示時間、クレジット同士の間をどれだけ空けているかなどをドラマ本編中に予想し、当てる的なゲームもしている。(正直自分でも何が楽しいのかよくわかってない)
 今回の出演者クレジットもこのように順番や表示時間にこだわって作ってみた。一番手(要は主演)は私の名前を入れた。次にGroup“I”メンバーを入れた。このとき私の名とGroup“I”メンバーの名の間隔にも違いを出した。次にE.K君の中高一貫校の友人達。ここのクレジットの間隔はGroup“I”メンバーの間隔よりは狭くした。次に中点を入れA.M君の名を入れる。これは誕生日ビデオの出演歴がA.M君がちょっとあるので中高一貫の友人よりは格上げという意味も込めての中点。そして最後に間隔を少し広く空けてT.M君の名を入れる。T.M君はいわば大御所枠だ。1番最後に名が来るのは基本大御所で、今回の場合私に次出演歴があり、さらに主演級の出演時間ではないことよりこの位置だ。
 このようにこだわって作ってみた。結構時間は食ったが謎に楽しかった。楽しみはこうやって見出すのだ。

今回はここまで、次回もお楽しみに!
※カラフルサンデー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?