ライブのロゴを自作すると楽しいって話

これを見ているみなさん、突然ですが文字って知っていますか?私は賢くてかわいいので毎日文字に触れています。どうもエリーチカです。

開口一番分系を選択した絢瀬絵里みたいな話題提示をしていまいましたが、もちろんそのような話をしに来たわけではないのです。
今回はフリコピのお話をする機会を与えていただいたので、私からデザイン的なお話をしようとおもいます。

01.お前、誰やねん。

冒頭からしっかりとした話をすることを放棄してしまったが故に読者の皆様の脳内を天下統一させてしまったので、改めて自己紹介をしたいと思いま-す。

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名前:うちこ(TwitterID @uchicomarudayon )
所属:京都精華大学 精華ラブライ部 Apures 国木田花丸担当
一言:なかよくしてください。

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せっかくの自己紹介がこんなんでいいんですか?という感じもありますがいいんです。プロって多くを語らないので。
というわけで、普段から振りコピをしつつロゴや動画なんかもつくっている私がロゴのメイキングについて触れていこうと思います。

02.ロゴをつくることでできること

今の社会を生きるにはいかにその行為にメリットが生じることができるかが鍵となっている。不利益なものを産もうものなら即首吊りの刑。現代を生き抜く為には全ての犠牲を振り払い生産性のある活動をしなければならない。そんな社会である。まあ嘘ですが。
ですがせっかくロゴをつくるなら生かせることには生かしたいですよね。あくまで参考程度にですがロゴをつくることで以下のようなことが可能になります。
・ポスターや宣伝PVが豊かになる
・オリジナルのTシャツなどのグッズが作れる
・ライブの名前を覚えてもらいやすくなる
テンションがあがる←超重要!

こんなかんじですかね。要するに雰囲気出るねってかんじです。
逆にデメリットをあげれば「とにかく著作権問題がめんどくさい」という点です。
これは主に自作Tシャツなどをつくるときなどに起こることなのですが、ロゴの中にラブライブ、Aqoursなどの固有名詞が入っていたりその他本家の曲名やアイコンなどが入ったものを業者などに頼んでグッズ制作してもらおうと一発でアウトになる可能性があります。(そもそも振りコピ自体グレーゾーンであるという方も多いですが……)
Guiltyになりたくないって方はとりあえずロゴを利用して金銭が発生する行為は避けるようにしましょう。

03.実際にロゴをつくりますよ!

実際にロゴをつくりますよ!かすみさん!
先にお伝えするのですが、メイキングの内容は以前Twitterで公開した内容をよりわかりやすく再構成したものとなっております。

01.タイトルをつくろう!
まずライブのタイトルをあらかじめ決めておきましょう。制作するより前から決めておくことで作業がスムーズになります(てかタイトルないとつくれないです!!!)

ちなみに私の団体はタイトルを公募した後、アンケートで決定しました。
なんかラブライブ!って感じでよくないですか?意外とタイトルまでは決めないという団体もいると思うのでこの機会にタイトルの決定を考案してみてはいかがでしょうか?

02.タイトルからイメージされるものをたくさん書こう!
タイトルが「Apures Summer Lovelive!2022 Start to shine」に決定したので、次はどんなロゴにするかをイメージづけるためにタイトル名やセットリストから単語を連想させてピックアップしていきましょう!

私は「Summer」「shine」「Live」という3つのワードをつかって単語を連想させた気がします。気が。
メモを残していたはずなのですが紙媒体もデータ媒体も紛失してしまったので記憶の限り書き記します……

「Summer」…海、花火、泡、青
「shine」…光、太陽、黄色
「Live」…夏フェス、楽しい、音響

物、色、曖昧な言葉でも思いつく限り書いてしまいましょう!これらのワードがロゴのオリジナリティや説得力を引き出す為にとても重要になっていきます。

03.書き記したワードをロゴに組み入れよう!
いちばん楽しい時間の始まりです!
上記にまとめた言葉をロゴに組み入れちゃいましょう

こちらラフになります。このロゴは最初からポスターに載せるためのものと決めていたので大枠のシルエットから3パターン考案しました。左から「長方形、正方形、自由形」のパターンでつくりました。その大枠の中に太陽だったり海を連想させるようなモチーフをいれることで他にはないものを生み出すことができます。
これら3つの中でどれがいいか聞いたら満場一致で一番右に票が入ったので、このシルエットを元に本格的に清書していきます。

04.形を明確にしよう!
さて、醍醐味のロゴ制作にようやく突入しますが、私が制作に使うソフトはAdobe Illustlation です。
絵を描くソフトじゃだめなの?という質問があるのは容易に予想できます。最近はアイビスペイントなど無料のスマホアプリで絵が描ける時代ですしね。しかし実はロゴ制作をする際にはこういったペイントソフトは不向きです。画像制作には大きく「ラスター画像」「ベクター画像」の2種類があり、ベクター画像での制作がさまざまな点でロゴ制作に向いている(今回は紹介は省きます)のですが、ほとんどのペイントソフトではベクター画像での制作が不可能なんですよね。学生でしたら学割で月2000円以内で始められますし(出会い系アプリより安い)、もしロゴ制作に興味のあるオタクは私と一緒にイラレで遊ぼう!

さて、下書きを元に制作した物がこちらになります。
夏をイメージさせる青色や花火風のオブジェクト、輝きをイメージさせる黄色、ライブ感をイメージさせるオーディオスペクトラム。
うーん、要素は集まってるのですがなんだかコレジャナイ感が否めないですね。

05.いろんなパターンを作ろう!

気に入らなければ気に入るまで試行錯誤すればいいじゃない!
小原マリーアントワネットも言ってましたしね。色や縁取りなどをいじって良さげなものが出るまで量産します。中には公式感を出す為に実際の公式のロゴからカラーリングを参考にしたりもしました。
公式のもの使うのは著作権的にまずいのでは?という意見もありますが色そのものには著作権はありません。配色をそのまま真似したりするとなるとグレーゾーンになるので結局採用されることはありませんでしたが。

そして……

06.完成!


出来上がったものがこちらになります!
青、黄色、泡、太陽、オーディオスペクトラム、アンコール曲である青ジャンのフォーメーション。

完璧なもの、

作っちゃったなぁ!!!

というわけで無事完成しました。
ふぅ。

これでマルの話はおしまい。

04.おわりに

いかがでしたでしょうか?

ロゴをつくる技術がない方は依頼する手もありますので、ぜひ1ライブにつき1ロゴ、用意してはどうでしょうか。

みなさんもロゴを用意してよりライブの質をあげてみませんか?

私は動画制作が忙しいのでつくりません。
それでは、うちこと申しました。

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