流れ

隣で眠る8ヶ月の娘。
コロンコロンと寝返りをうち、気がついたらムクッと起きて、ちょっとごきげんななめみたい。

表立ってはないけれど、静かに私の気持ちを無視し、スルーする夫の行動やLINEの言葉に、今までどれだけ疲弊してきたのか、改めて思い知ったこの頃でした。

どれだけ伝えても伝わらず、なんなら私が人として間違っているかのように思わされていた。
すり減ってすり減って、仕方がなかった。
体重が異様に落ちて、悪夢をみているような毎日だった。

これでもか!というくらい、いよいよ現実的に変えなくちゃいけない状況になった。
きっと私はここまでならないと、まだ結婚生活を続けようとし、親に心配かけまいとしただろう。

幸せに見られたかったのかも。
行きつけの八百屋さんの夫婦円満な話を聞いたとき、不意に自分の結婚生活の苦しさが際立ってしまったみたいで思わず顔が引き攣ってしまった。

もうとっくに終わっていたんだろう。

あなたが生まれたきっかけは私たちにある。
大切なことには変わりないのだから、娘を守っていきたいと思う。
そう思いつつ、娘は娘で1人の小さな大人であるし、私が育てるというより、共に暮らす、という表現が合っている気がする。

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