第114回医師国家試験を終えて

114回を終えて
相対評価である以上必ず落ちてしまう人がいる医師国家試験
なるべく成功する確率をあげられるよう、失敗した経験をもとにまとめてみました。
これから国試を受ける人の参考になれば幸いです。(国浪生向けにはまた別にまとめました)

●前提・基本スペック
113回必修79.5%般臨76.3%
114回必修96.5%般臨84%

大学での成績は真ん中くらい。学内試験は発熱した1回を除き全て再試なしストレートで合格。実習も真面目に取り組み、ビデオ講座も見てました。国試終わるまで、まさか自分が落ちるとは微塵も思ってなかったです。

●113回の反省(勉強面)
・直前期サマライズ、ラスメを重視して臓器別を疎かにしてしまった。
・模試で必修は8割切ったことがなかったので、一般臨床対策に力を入れていた。
・とはいえ直前期は必修落ちが一番怖かったので、必修10年分3周解いたが、問題を暗記してしまい、新問に対する反応が悪くなった。
・臓器別のビデオ講座をみるペースが遅く、臓器別の復習が疎かになっていた。

●114回を終えて(勉強面)
・臓器別>>>>>サマライズ
・臓器別ビデオ講座見ただけで満足しないで繰り返し復習する
・国試当日の過ごし方を模試でリハーサルする(前日の過ごし方、休み時間の過ごし方、当日食べるもの、飲むものなど)
この3つが最も大切だと思いました。とにかく臓器別!!!使う教材はどこの会社でもいいので、とにかく臓器別を極めるべき。
・当日みる教材も決めておこう

●メンタル面
・113回では毎日勉強会もしていたし、みんなと同じ勉強をしていると思ってたので、そこまで不安はなかった。
・113回当日、新問に対する免疫がなさすぎて難しいと感じ、無難な選択肢を選べなかった(国試せん妄)。
・114回では直前期はほぼ一人で勉強していたが、前期・後期で臓器別をやり込んでいたのでそこまで不安はなかった。
・114回当日、とにかく無難な選択肢(×をつけようがない選択肢)を選ぶことだけ意識して解いた。プレッシャーがすごかった。ホッとアイマスクや冷えピタ、リポDを適宜使い気分転換をした。

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