【明石書店*私たちのそばにある差別・偏見フェア】

こんにちは。
とても久しぶりの投稿になってしまいました。
大学生協何を考えていた部です!
コロナ禍真っ只中に始めた「≪何を考えていた≫フェア」開催から一年。
長く長く感じたし、あっという間にも感じる一年でした。

大学生協では、コロナ以前のように、いろいろなブックフェアを開催するリアル店舗も増えてきました。
対面授業で登校の際は、ぜひ生協に寄ってみてくださいね。


今回は、すでにリアル店舗では終了となってしまったけれど、
どうしてもみなさんにご紹介したい明石書店さんのブックフェアを
何を考えていた部note上で開催します!
気になる本が見つかったら、大学生協の店舗・お気に入りの本屋さんへ!
※書名をクリックすると、大学生協の書籍注文サイトへ移動します

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私たちのそばにある差別・偏見フェア
出版社:明石書店

差別や偏見は、遠いどこかで起きているのではなく
私たちのすぐそばにあります。
気づきの一冊になるような本をご紹介します。

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ホワイト・フラジリティ
ロビン・ディアンジェロ(著)貴堂嘉之(監訳)上田勢子(訳)
明石書店 初版年月日2021年6月5日 価格 2,500円+税
ISBN:9784750352060
私は相手の肌の色など気にしない。人格で判断すべきと分かっているから―
だがこうした差別の否認は、〈白人の心の脆さ〉と特権を示しているだけだ。マジョリティの誰もが人種差別主義を抱える根拠と対処法を明示し、米国で大反響を巻き起こしたベストセラー。

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無意識のバイアス
ジェニファー・エバーハート(著)山岡 希美(訳)高 史明(解説)
明石書店 初版年月日2020年12月30日 価格 2,600円+税
ISBN:9784750351230 
悪意の有無に関係なく存在する偏見、バイアス。それがいかにして脳に刻まれ、他者に伝染し、ステレオタイプを形作っているかを知ることなしに人種差別を乗り越えることなどできない。米国の学校・企業・警察署の改革に努める心理学者が解く無意識の現実とは。

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にほんでいきる
毎日新聞取材班(編)
明石書店 初版年月日2020年12月20日 価格 1,600円+税
ISBN:9784750351193
外国人労働者の受け入れ拡大のなか、就学状況が不明な子どもが少なくとも1万6000人いることが判明した。文部科学省による全国調査の実施など、行政を動かす原動力にもなった、毎日新聞の連載の待望の書籍化。新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞、新聞協会賞受賞。

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『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』
デラルド・ウィン・スー(著)マイクロアグレッション研究会(訳)
明石書店 初版年月日2020年12月18日 価格 3,500円+税
ISBN:9784750351179
現代社会には今なお根深い差別が存在する。「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。

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世界を動かす変革の力』
アリシア・ガーザ(著)人権学習コレクティブ(監訳)
明石書店 初版年月日2021年1月20日 価格 2,200円+税
ISBN:9784750351155
全米そして全世界を動かすブラック・ライブズ・マター運動共同創始者による初の著書。自らの生い立ちから発し、従来の黒人解放運動とは異なる、新たな時代の幅広い協働が必要という社会運動論を語りおこす。世界的に社会の分断が深まる中、必読の書。

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『私とあなたのあいだ』
温 又柔(著)木村 友祐(著)
明石書店 初版年月日2020年10月30日 価格 1,700円+税
ISBN:9784750350943
自分はここにいる、と誰もが言い始めることができるはず。みな本来、対等な存在なのだから。私たちが声をもつとき、歴史の何かが変わるだろう。私も、あなたも、誰もがその主役なのだから。二人の芥川賞候補作家が交わす、圧巻の往復書簡。

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『【増補】新 移民時代』
西日本新聞社(編)
明石書店 初版年月日2020年8月31日 価格 1,600円+税
ISBN:9784750350691
外国人労働者受け入れへの一大転換と言える改定入管法が成立したが、政府の本音と建前の乖離は依然として埋まらない。大反響を呼んだ初刊版に、改定入管法施行前、施行1年後、ネパール再訪の連載を加え大幅増補。共に暮らす隣人を直視した現場からの報告。

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『ストレンジャーの人類学』
リーペレス ファビオ(著)
明石書店 初版年月日2020年6月1日 価格 3,800円+税
ISBN:9784750350295
複数の国家/社会を移動し、複数の言語、文化を跨いで生きる5人の「ストレンジャー」が語るライフストーリーを記述することで、彼ら/彼女らがどのように差異と向き合い、自己・他者認識をし、他者と関わっているのかを「折り合い」をキーワードに考察する。

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『サイバーハラスメント』
ダニエル・キーツ・シトロン(著)明戸 隆浩(監訳)唐澤 貴洋(監訳)
原田 學植(監訳)大川 紀男(訳)
明石書店 初版年月日2020年6月1日 価格 4,500円+税
ISBN:9784750350226
サイバーストーキングやリベンジポルノなど、ネット上のヘイトクライムを広く対象とする本書。ハラスメント被害の様々な事例を分析するとともに、いかなる法的・社会的対応が可能かを提起する。仮想空間/現実空間の境界の消失点を見定めた名著の邦訳版。
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『在日コリアン弁護士から見た日本社会のヘイトスピーチ』
金 竜介(編)姜 文江(編)在日コリアン弁護士協会(編)
明石書店 初版年月日2019年10月10日 価格 2,200円+税
ISBN:9784750349060
本書は在日コリアン弁護士協会(LAZAK)が現代日本に溢れるヘイトスピーチと被害の実態、その背景にある歴史的経過や社会の現状、そしてヘイトスピーチをなくすための取り組みについて、実務に携わる法律家としての視点から示したものである。

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『右翼ポピュリズムのディスコース 』
ルート・ヴォダック(著)石部 尚登(編訳)野呂 香代子(編訳)神田 靖子(編訳)
明石書店 初版年月日2019年10月7日 価格 3,500円+税
ISBN:9784750349053
「他者」を否定し、排除する修辞を暴く! 排外主義、外国人嫌悪、人種主義、反ユダヤ主義……。欧米における右翼ポピュリスト政党の台頭とその常態化について、批判的談話研究の手法をもちいて詳細かつ精緻に分析する。

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『芝園団地に住んでいます』
大島 隆(著)
明石書店  初版年月日2019年10月1日 価格 1,600円+税
ISBN:9784750348940
2016年の米大統領選挙で排外主義の台頭を目の当たりにした著者は、取材から帰国した後、住民の半数が外国人の芝園団地(埼玉県川口市)に移り住む。日本人住民の間に芽生える「もやもや感」と、見えない壁を乗り越えようとする人々を描いたノンフィクション。

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『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』
佐藤 文香(監修)一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同(著)
明石書店 初版年月日2019年6月21日 価格 1,500円+税
ISBN:9784750348520
日常の中の素朴な疑問から性暴力被害者の自己責任論まで――「ジェンダー研究のゼミに所属している」学生たちが、そのことゆえに友人・知人から投げかけられたさまざまな「問い」に悩みつつ、それらに真っ正面から向き合った、真摯で誠実なQ&A集。

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その他の関連書籍はこちら…
『ハーベン ハーバード大学法科大学院初の盲ろう女子学生の物語』
『フランス人とは何か』
『新版 差別論』
『アメリカの歴史を知るための63章【第3版】』
『ヘイトスピーチ 表現の自由はどこまで認められるか 』
『ネルソン・マンデラ 私自身との対話 』
『きみたちにおくるうた』
『アメリカ黒人女性とフェミニズム ベル・フックスの「私は女ではないの?」』
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気になる本はありましたか?
どこかの誰かに、届いていたら嬉しい限りです!
不定期にはなりますが、これからも、大学生協の店舗で開催しているフェアやおすすめの本をnote上でお知らせしていきます~!

引き続き、お身体ご自愛ください。
それでは!


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