【2020何を考えていたフェア】ケアのロジック(水声社) コメント:水声社さん

22_水声社ブックフェア_『ケアのロジック』

アネマリー・モル 著、田口陽子+浜田明範 訳
ISBN 9784801005044 本体価格 3,200円+税 2020年7月 発行

 糖質制限するかしないか? 外出自粛するかしないか? 中絶するかしないか? ――わたしたちは日々さまざまな選択を強いられ、自らの決断に責任を持つことが美徳とされる社会に生きている。あれをとるべきか、これをとるべきか、いくつもの〈真理〉が存在するように見える世界のなかで、どのような行動をとることができるのだろう。アクターネットワーク理論の旗手が、糖尿病外来の調査を通して浮かび上がらせる方法は、わたしたち自身を不完全な身体をもった患者とみなすこと。調整し、失敗し、何度でも再開せよ! 「ケアのロジック」の実践の余地はそこにある。
(水声社さん)

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