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【大月書店・堀之内出版 共催@横浜国立大学生協】「気候変動と資本主義を考えるブックフェア」

 最近なおのこと注目されている、そしてわたしたちが考えていかなくてはいけないトピックの1つである「気候変動」と「資本主義」。

Twitterにて偶然下記フェアを発見!ぜひ横国でも実施したい!と思い、堀之内出版様に直連絡、開催に至りました!

 実店舗でも開催してはおりますが、本ページにてこれから紹介するラインナップをもとに、近くの開催店舗やお気に入りの本屋さんへ、または大学生協のオンライン書籍注文サイトにて注文していただき生協へ!など、何か新しい一歩につながりましたら嬉しいです。

※書名をクリックすると「大学生協のオンライン書籍注文サイト」へ移動します

地球が燃えている
ナオミ・クライン 著 中野真紀子 , 関房江 訳
¥2,600 大月書店 9784272330997 2020年
気候変動=温暖化に歯止めがかからなくなるまで、人類に残された時間はあと10年――。化石燃料を使い尽くし、戦争と格差を生み出す略奪型資本主義から脱炭素社会への大転換を可能にする「グリーン・ニューディール」政策の具体的ビジョンを示した、全人類必読の書。

楽園をめぐる闘い
ナオミ・クライン 著 星野真志訳
¥1,600 堀之内出版 9784909237392 2019年
気候変動=温暖化に歯止めがかからなくなるまで、人類に残された時間はあと10年――。化石燃料を使い尽くし、戦争と格差を生み出す略奪型資本主義から脱炭素社会への大転換を可能にする「グリーン・ニューディール」政策の具体的ビジョンを示した、全人類必読の書。

ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く
ナオミ・クライン 岩波書店 2011年9月
上巻 本体:2500円+税 ISBN:9784000234931
下巻 本体:2500円+税 ISBN:9784000234948
許容される気温上昇「2℃未満」のドアは閉じる寸前、「ゼロの10年」が始まろうとする今、私たちは何をなすべきか。闘う相手は資本主義だ!『ショック・ドクトリン』で世界を驚愕させたジャーナリストによる、地球と人類の未来を語る上で必読の書。

グレタ たったひとりのストライキ
マレーナ・エルンマン/グレタ・トゥーンベリ 海と月社 2019年9月 本体:1600円+税 ISBN:9784903212685
16歳アスペルガー。世界を動かす気候活動家。母だから書けた「気候のための学校ストライキ」を始めるまでのグレタと家族のこと。世界各地での「グレタのスピーチ」も多数収録。

地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実
デイビッド・ウォレス・ウェルズ NHK出版 2020年3月 本体:1900円+税 ISBN:9784140818138
気候変動の実態は、思っているよりはるかに深刻だ。現状のままでは、2050年までに100都市以上が浸水し、数億人が貧困にあえぐことになる。温暖化がもたらすのは海面の上昇だけではない。いま何が起きているのか、気候変動により生活はどう変わるのか?近い将来に訪れる衝撃の世界をリアルにあぶりだす、話題騒然の警告の書。

沈黙の春
レーチェル・ルイス・カーソン 新潮文庫 2004年6月 本体:710円+税 ISBN:9784102074015
自然を破壊し人体を蝕む化学薬品。その乱用の恐ろしさを最初に告発し、かけがえのない地球のために、生涯をかけて闘ったR・カーソン。海洋生物学者としての広い知識と洞察力に裏付けられた警告は、初版刊行から四十数年を経た今も、衝撃的である。人類は、この問題を解決する有効な手立てを、いまだに見つけ出してはいない―。歴史を変えた20世紀のベストセラー。待望の新装版。

POSSE vol.38Life/Work/Culture...Solid
POSSE編集部 2018年4月 本体:1200円+税 ISBN:9784909237163
特集「環境問題と社会運動」
世界的には気候変動問題が喫緊の課題として対策が求められており、新世代の社会運動が台頭しつつある。日本でもこうした問題に取り組む社会運動が広がりつつある。本特集では、気候変動を中心に、スマートフォンという身近な商品の製造過程から見えてくる環境と労働の問題、日本のインフラ輸出がもたらす環境破壊、沖縄基地問題など、幅広く環境問題を取り上げた。さらに、グローバルな視野を持った若い世代の環境運動にも焦点を当てている。第一線で活躍するNGO関係者や研究者の論考から、環境問題と社会運動を読み解く。

グローバル・グリーン・ニューディール 2028年までに化石燃料文明は崩壊、大胆な経済プランが地球上の生命を救う
ジェレミー・リフキン NHK出版 2020年2月 本体:2000円+税 ISBN:9784140818107
現在は化石燃料資産が過大に評価される「カーボンバブル」の時代であるが、再生可能エネルギー技術の急速な発展と、危機的状況にある気候変動問題により、その崩壊はもはや確定的な事実である。いまこそ、1930年代の「ニューディール」政策に匹敵する経済政策の大転換、「グリーン・ニューディール」―すなわちスマートでデジタル化されたインフラの整備、社会の脱炭素化、グリーン経済部門における雇用創出等―が必要なのだ。過去20年にわたりEUおよび中国でゼロ炭素社会への移行に向けて助言を行ってきた著者が、新たな経済社会のビジョンを示す!

地球を「売り物」にする人たち 異常気象がもたらす不都合な「現実」
マッケンジー・ファンク ダイヤモンド社 2016年3月 本体:2000円+税 ISBN:9784478028933
ニューヨーカー、ウォール・ストリート・ジャーナル、ネイチャー、GQ、ワイアード、タイム…絶賛!ついに日本上陸!氷の下の資源争奪戦に明け暮れる石油メジャー、水と農地を買い漁るウォール街のハゲタカ、「雪」を売り歩くイスラエルベンチャー、治水テクノロジーを「沈む島国」に売り込むオランダ、天候支配で一攫千金を目論む科学者たち…。日本人だけが知らない地球温暖化ビジネス。

資本主義リアリズム
マーク・フィッシャー/セバスチャン・ブロイ 堀之内出版 2018年2月 本体:2000円+税 ISBN:9784909237354
ポップカルチャーと社会に鋭い光をあて、ヨーロッパで熱狂的な注目を浴びたイギリスの批評家、マーク・フィッシャーの主著、待望の邦訳刊行。
2017年に急逝した彼の、「ぼくらの」、言葉とため息、叫びを、未来へ届けるために。

資本主義を超えるマルクス理論入門
渡辺憲正/平子友長/後藤道夫 大月書店 2016年9月 本体:2400円+税 ISBN:9784272430994
格差・貧困が拡大し、資本主義の矛盾が顕在化するなかで再評価されているマルクス。その革命、経済、歴史に関する基礎理論を解説。女性/家族、エコロジー、ナショナリズムなど現代の問題をマルクスの視点から考察。

マルクスとエコロジー 資本主義批判としての物質代謝論
岩佐茂/佐々木隆治 堀之内出版 2016年6月 本体:3500円+税 ISBN:9784906708604
マルクスはもう終わった? エコロジーは些末なトピック? 世界最先端の研究成果によってみえてきたエコロジーへの関心は、『資本論』からさらに進んだ資本主義批判の理論にも深く関わる意義がそこにはあった。 読み解く鍵は「物質代謝」。 マルクス思想の全貌は、これから明らかになる。 終わっていない、些末ではない、 晩期の研究を知らずにマルクスを語るなかれ!

人新世の「資本論」
斎藤幸平 集英社新書 2020年9月 本体:1020円+税 ISBN:9784087211351
人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。

資本主義の終わりか、人間の終焉か?未来への大分岐
マルクス・ガブリエル/マイケル・ハート/ポール・メイソン 集英社新書 2019年8月 本体:980円+税 ISBN:9784087210880
利潤率低下=資本主義の終わりという危機は、資本の抵抗によって、人々の貧困化と民主主義の機能不全を引き起こしたが、そこに制御の困難なAI(人工知能)の発達と深刻な気候変動が重なった。我々が何を選択するかで、人類の未来が決定的な違いを迎える「大分岐」の時代。世界最高峰の知性たちが、日本の若き俊才とともに新たな展望を描き出す!

大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝
斎藤幸平 堀之内出版 2019年4月 本体:3500円+税 ISBN:9784909237408
"2018年度ドイッチャー記念賞(Deutscher Memorial Prize)を日本人初、最年少受賞。期待の俊英による受賞作邦訳増補改訂版。資本主義批判と環境批判の融合から生まれる持続可能なポスト・キャピタリズムへの思考、21世紀に不可欠な理論的参照軸として復権するマルクス研究。

みんなのコミュニズム この世界はどう変わるの?ちょっとしたおはなし。
ビニ・アダムザック 堀之内出版 2020年3月 本体:1600円+税 ISBN:9784909237460
いまの世界、マジ限界。次の「私たちの、私たちによる、私たちのための」世界をつくるためのささやかな物語。蔓延する資本主義リアリズムを打破して次の道を思い描くために必要なセオリーは「コミュニズム」でもさ、それってだいじょうぶなの?サヨクってヤバくね……?ってほんとかな。ドイツの人気アクティビストがシンプルな物語で力強く「ラディカルな夢を見ることは可能で、価値があること」を教えてくれます。ドイツ、スペイン、アメリカでもミレニアム世代を中心に熱狂的な支持を集めたコモンの物語が、あなたに「革命」の勇気を与えてくれるでしょう。

再公営化という選択 世界の民営化の失敗から学ぶ
岸本聡子/オリビエ・プティジャン 山本太郎/トランスナショナル研究所 2019年1月 本体:1800円+税 ISBN:9784906708826
本書は2017年に発行された「Reclaiming Public Services: How cities and citizens are turning back privatisation」の日本語版である。民営化することで高額化したり生活に必要なインフラが劣化することを避けるために、生活に必要なものは何かを見極め、社会、環境、気候変動への課題に対応するため、公共サービスを市民の手に取り戻したり、より効率的な公共サービスを提供する試みが進められている、その調査をまとめたレポート集。最新のデータを元に、最新の理論が展開されている貴重な1冊。

横浜国立大学生協 大学会館店でのフェア開催風景で締めさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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