【2020何を考えていたフェア】「役に立たない」科学が役に立つ(東京大学出版会) コメント:東京大学出版会 足立佑さん

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エイブラハム・フレクスナー、ロベルト・ダイクラーフ 著、初田哲男 監訳、野中香方子、西村美佐子 訳
ISBN 9784130633758 本体価格 2,200円+税 2020年7月 発行

コロナ禍の中、未曽有のパンデミックを巻き起こしているウィルスの特質や感染者の治療、感染の予防について、恐るべきスピードで知見を更新し対策を発信し続けている世界中の科学者たち。彼らの研究の原動力である知的好奇心の大切さを改めて提示するのが、本書『「役に立たない」科学が役に立つ』です。「その時点では何の役に立つか分からない研究にまい進する科学者たちをなぜ我々は支援するべきなのか」、「役立たずとして見向きもされなかった研究が後の世にどれだけの影響を与えてきたか」など、科学や研究の意義を考える際に必須の視点を得ることができる内容になっています。
(東京大学出版会 足立佑さん)

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