横向きに生えた親知らず「水平埋伏智歯」 治療記録 第二話

2017年2月24日

本日も見ていただきありがとうございます。今回は横向きに生えた親知らず「水平埋伏智歯」治療記録 第二話になります。

静岡県立がんセンターでの診察
行きつけの歯医者では、この水平埋伏智歯の抜歯はできませんでした。
そして、紹介された病院が「静岡県立がんセンター」
12:30分に口腔外科の予約を入れていたので、その時間に行くと既に外来の患者さんで賑わっています。がん専門の病院なので、みなさん辛い思いをしている人達なんでしょうね。
12:20分頃に受付を済ませると、問診が始まります。さすが高度医療施設であるこの病院。問診はタブレット端末で行います。
タブレット端末の画面の質問に答えて行くのですが、これが自身の病歴から生活環境、また親族のがん履歴など20問ぐらいあるので結構大変です。
診察事前相談
タブレット端末での問診が終わると、看護師さんとの診察事前相談があります。
これは、診察を受ける前に先生に聞きたいこと、不安に思っていること等を診察前に事前に伝える場です。そうすることで、先生との診察がスムーズに行え、結果、患者さんの待ち時間の減少にも繫がるのでしょうね。
ここは、がん専門の病院で患者さんはがん患者が主です。不安なこともいっぱいあるでしょうから、先に思っていることを伝えることができる・・・これは良いシステムですね。
私の場合は「がん」ではなく「抜歯」の診察なので、そこまで深刻な話ではありません。ただこの水平埋伏智歯はとても痛く辛い治療だと聞いていました。そして、同じように抜歯をした人の中には全身麻酔をして抜歯をした人もいると、どこかのブログで見ました。
通常、抜歯は1本ずつしか抜けません。私の場合は奥歯の両側に1本ずつ生えているので計2本あります。2回も痛い思いをしなければなりません。
しかし、全身麻酔をして抜歯をする場合は1度に2本抜けるので、治療も1回で済みます。全身麻酔なので寝てれば終わります。
私は痛いのは絶対に嫌なので、全身麻酔で1度に2本抜くことを希望しています。
そのことを、この診察事前相談で伝えました。

CT撮影後、診察
診察事前相談が終わると、CTの撮影です。
これは「水平埋伏智歯」がどんな形で埋まっているか見る為の撮影です。
それが終わると、いよいよ先生との診察。
先生がCT画像を見ながらこう言いました。

「かなり奥の方まで埋まっているね。何度も炎症を繰り返しているのも画像に出ています。この繰り返す炎症は抜歯をしないと続くので、抜歯はした方がよいでしょう。」

次に、私が1番気にしている全身麻酔については・・・

「ここまで奥にあるものは全身麻酔でやるのも大袈裟ではありません。全身麻酔でやれば1度に2本抜けるので、その方法も選択肢として間違っていないので、患者さんが希望するなら全身麻酔で抜歯するのも良いでしょう。

この一言で私はかなりホッとしました。もし、全身麻酔なんてダメだ!って言われたら絶望的でしたからね。
ただ、残念なことにこの「がんセンター」では抜歯の全身麻酔はやっていないとの事でした。
全身麻酔での抜歯を希望するなら清水町にある「静岡医療センター」では行っているので、紹介状を書いてくれるとのこと。
先生が言うには、私と同じように「水平埋伏智歯」が奥にありすぎて全身麻酔での治療を希望する患者さんには、静岡医療センターの紹介状をよく書いているそうです。
静岡医療センターも高度で大きな病院です。きっと良い治療をしてくれると思いますので、紹介状を書いてもらうことにしました。
静岡医療センターでの診察予約は3月14日。
1月に抜歯を決意しましたが、まだまだ道のりは長そうです。
次回は静岡医療センターでの診察の様子を書きたいと思います。
余談ですが、このがんセンターでの診察にかかった時間は、受付から帰るまで2時間半程でした。
初診だったので問診から、事前相談、CT撮影から診察、転院先の紹介状を書いてもらい診察日の予約と、結構な段階をやって2時間半で終わったのは大きな病院では珍しいほど早いと思いました。スタッフや先生の印象もとても良かったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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