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テキスト読み上げソフトVOICEVOXでDTMの世界が広がった!

こんにちは。

今回は前から気になっていたテキスト読み上げソフトウェアを取り上げてみようと思います。

ボカロ曲を聴いていると歌だけでなく喋りが入っているものがあります。調べてみるとYAMAHAさんが開発した歌うボーカロイドに対して、株式会社エーアイさんが開発されたボイスロイドという、歌ではなく喋りに特化したソフトウェアがあって、商品として様々なキャラクターボイスが販売されているようです。

私は歌声合成にはNEUTRINOを利用させてもらっているのですが、ボイスの方も使って見たいと思い、どんなソフトが良いか探しているうちに無料で利用できるテキスト読み上げソフトウェアVOICEVOXに出会いました。
このソフトウェアは@hiho_karutaさんという方が作成されて無料で利用できるように公開されています。ありがたいです🙏

以下、VOICEVOXのホームページです。
自ら「中品質」と言っているのが面白いですね。

Macにも対応していたので、早速ダウンロードして使ってみました。
まず感心したのが公式ホームページに載っている使い方がとっても分かりやすいことです。今まで勉強してきたDTM音源の場合などは公式マニュアルだけでは分かりづらいので、つまづいたポイントを忘れないようにnoteに記録してきたのですが、VOICEVOXはとっても分かりやすい!これは使い方の説明は不要ですね。

ダウンロードしたソフトウェアをアプリケーションフォルダーに配置し、起動していくつかの質問に答えてゆくとセットアップ完了。あとは以下のような画面に言葉を入力して再生ボタンをクリックすると、けっこうリアルな感じで喋ってくれます。漢字で入力した言葉もしっかりと喋ってくれます。

VOICEVOXに喋ってもらいました

画面を見ると分かるようにイントネーションや長さの調整も直感的にできるようになっています。実際に喋っている声を聞くとボイスライブラリにもよるのでしょうが、キャラクターの個性を活かした味のある喋りになっているような気がします。なんというか、創作意欲が湧いてくるというか、楽器みたいに個性のある音になっていると思います。

こんなソフトウェアが使える時代に生きていることに感謝!
VOICEVOXの作者様には大感謝です!

オープンソースとして提供されている

こんなすごいソフトウェアなので、もう少し仕組みを知りたいなーと調べていると、なんとオープンソースとして公開されているのですね。
ちなみにフリーソフトはソフトウェアを無償公開している、のに対してオープンソースというのはプログラムのソースコードを無償公開することを言います。(本当はもっと細かい定義があるようです)
以下のようにGitHubというサイトで公開されています。

私にはソースコードを読むスキルはないのですが、GitHubに記載されている解説を読んでゆくと仕組みの話も書かれていて、より理解した気になれるので読んでみることをオススメします。

あと、以下の記事で他のテキスト読み上げソフトとの違いなんかも分かりやすく書かれているので参考にさせてもらいました。

DTMとの相性はバツグン!

VOICEVOXだけでなくテキスト読み上げソフト自体がいろんなボカロ曲にも使われているようで、テキスト読み上げとDTMはとっても相性が良さそうです。

そういえばボカロでなくても、一般的なボーカル曲でセリフっぽい歌い回しはよくありますし、ヒップホップ、ラップというジャンルもありますから、音楽に合わせて言葉を喋るというのは一般的なものなんですよね。

自分でも早速作って見ました。

いやー、なんか自分でもよく理解できない変な世界観になってしまったのですが、夏の暑さのせいでしょうか💦

でも、ただ喋るのと音楽をバックに喋るのでは全然印象が変わってきますね。とごまかしつつ、もっとスキルアップしてうまく使いこなせるようになりたいと思いました。

最近DTM音源の勉強ばかり続いていたので、良い気分転換になりました。DTM初心者ながらに自分のできることが増えて、音楽の世界が広がった気がします。これからも楽しく続けてゆけそうです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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