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TextAliveでLyric Videoを作ってみた

こんにちは。

今までDTMのスキルを身につけようとDAWや音源、エフェクターなどについて勉強してきたのですが、ボカロPの方々の作品を見ると楽曲だけでなくMVも作り込んであって見入ってしまいます。どうやって作っているのかなーと思いながらたまに調べたりしていて、そのうち動画編集もやってみたいなーと考えていました。

そんな時に出会ったのが、TextAliveというサービスです。

第一印象は「びっくり」「感動」でした。そして産業技術総合研究所という国の機関が研究開発目的で無料で公開していることや、開発の背景などを読んでゆくと、私の好きなテクノロジーとエンタメはとても近いところにいるんだということが実感できて、なんだかうれしくなってきます。

ちょうど今まで勉強したことを作品にしたいと作っていた楽曲があったので
、LyricVideoをTextAliveで作成してみました。

いやー、少しタイミングを修正したりフォントの大きさを調整したりしたのですが、8割から9割は自動生成をそのまま利用させてもらっています。
歌詞と音楽のタイミングを自動解析して、いい感じにアニメーションしてくれて、サビを認識して盛り上げてくれる演出を入れてくれて、いやー大満足です。

こんなテクノロジーに出会える時代に生きていて幸せです。(大袈裟?)

TextAliveの使い方…を説明するまでもないか

TextAliveについて、私がつまづいた点を中心に記録しておこうと思ったのですが、ほとんど問題にぶつからずに最後まで出来てしまいました。使い方を解説した動画があるのと、UIが分かりやすいので直感的に操作できるんですよねー。

以下の内容でほぼOKでした。

Songleがまたすごいんです!

TextAliveの使い方を見ているとSongle(ソングル)というサービスへのサインインが必要になるのですが、このSongleがまたすごいんです。

TextAliveで歌詞を生成するのは、Songleでの楽曲解析が元になっています。
Songleへ楽曲をアップロードすると、Aメロ、Bメロ、サビという曲の構成や、コード進行を解析してくれます。サビをちゃんと認識してくれるのはすごいですね。

オレンジ部分が自動解析してくれたサビの部分(合ってます!)

実は後から気がついたのですが、TextAliveで生成された歌詞の表示タイミングが少し早かったり、遅かったりした部分があったのですが、このSongle上で解析したタイミングに少しずれがあったようです。私はTextAlive上でタイミングを修正したのですが、このSongle上で修正してもよかったかもしれません。

このSongleもTextAliveと同じ産業技術総合研究所さんが研究目的で無料で公開してくださっているサービスなんですよね。使い方も直感的で、ヘルプページをザーッと目を通すだけで十分でした。素晴らしいです!

それでもオリジナルを作りたい!

TextAliveで作品を作り始めて最初は、今後のMVは全てTextAliveで作成してゆこうかなと考えていました。でも、しばらくTextAliveを触っているとどんどん欲が出てきて、もう少しこうしたい、あーしたいと創作意欲が湧いてくるのですが、TextAliveだけでは限界があって、動画編集ソフトも併用する必要がありそうです。

また、TextAliveの自動生成の歌詞アニメーションはものすごく良くできているのですが、あまりにも簡単に出来てしまうからなのか、自分で作った感が薄い感じがします。もっと編集機能を使い込んでオリジナリティーを出した方が良いのかなーとも思ったのですが、
TextAliveに使われている感
とでもいうのでしょうか。変な違和感が残るんですよねー。

もしかしたらこの感じ、AIシンガーで調声不要なものが多数出てきている中、調声が必要なボーカロイドを使っている方が多い、という理由の一つかもしれません。私もボーカロイドに挑戦してみようかなーと考え始めました。

と言いながらもケースバイケースでTextAliveは今後も使わせていただこうと考えています。

なんだか最後にめんどくさい考察をしてしまいました💦
また、今回は感動するだけで中身のない回になってしまいました💦

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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