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サンディスク エクストリーム ポータブル SSD をDTM用に購入、APFSで性能Upに成功!

こんにちは。

先日6月のセールでKomplete13をUltimateにアップグレードしたところ、ディスクの空きが足りなくなって一部しかインストールできずにいたのですが、ついにSSDを購入しました!

購入したのは以下の記事で購入検討していた、
サンディスク エクストリーム ポータブル SSD 2TB
です。Amazonプライムデーで安くなっていたので買ってしまいました!

買ってから不安に…

購入前に色々と調べている中でAmazonのレビューを読んでいると、不良品をつかまされたー、とか、速度が出ないー、とか、不安になるようなレビューがたまに出てきていたので、本当にAmazonで購入していいのか不安だったのですが、プライムデーで安くなっていたので思い切って購入してしまいました。

購入したのは良いのですが、不良品に当たらないか一抹の不安が残り、色々と調べてゆくと型番が違っていることに気がつきました。

メーカー型番:SDSSDE61-2T00-J25
Amazon型番:SDSSDE61-2T00-GH25

と、末尾が異なっています。
で、もう一度Amazonの販売ページを見ると発送元も販売元もAmazonとなっていたので、おそらく大丈夫だろうと。
結局この型番について後でわかったのですが、J25は日本国内用の型番で、AmazonのGH25はグローバル用の型番らしく、製品自体は同じもののようです。

あとは、届いてみてちゃんと動いてくれれば良いのですが…

早速ベンチマーク…こんなもの?

購入して翌日に届いたので早速M1 iMacに接続してみます。ちゃんと認識できているようで初期不良ではなさそうです。読み書きも問題なくできたので、まずは一安心ですね。

外付けSSDが認識されました。


次は、ちゃんと速度が出るかどうかです。カタログ上は1000MB/sと書いてあったので、それに近い速度が出るかどうかベンチマークソフトを使ってテストしてみました。
ベンチマークには、AppStoreで無料提供されているAmorphousDiskMarkというソフトを使ってみました。結果が以下です。

ベンチマーク結果

1000MB/sとはゆかないですが、こんなもんなのでしょうかね。
(少し不安💦)
あと、読み取り(649MB/s)の方が書き込み(733MB/s)よりも遅いのが気になります。
(もう少し不安💦)

ちなみに、各項目の意味については以下です。

SEQ:シーケンシャルアクセス(連続したデータの読み込み、書き込み)
RND:ランダムアクセス(小さいデータをランダムに読み込み、書き込み)
1Mは1MBのファイルを読み書き、4Kは4KBのファイルを読み書き
QDは同時に何個処理するか

シーケンシャルアクセスは順番にアクセスするので速度が速いのは当然として、ランダムアクセスはバラバラにアクセスするのでシーケンシャルアクセスに比べると遅いのは分かります。でも、こんなものなのかなー。
(さらに不安💦)

と、心を落ち着けるために、少し気分転換をしながら考えます…

そういえばファイルシステムをMac専用のAPFS(Apple File System)にした方が早いというのをどこかで読んだのを思い出しました。思ったより速度が出ていないのはファイルシステムが原因なのかもしれません❗️
早速ファイルシステムを確認します。

SSDのファイルシステム

このSSDの出荷時状態のファイルシステムはexFATでした。exFATだとWindowsでも読めるので、MacとWindowsと両方に対応するためにそうしているのでしょうね。でも私はMacでしか使わないのでAPFSでフォーマットし直して使ってみようと思います。ちなみにフォーマット方法は
ディスクユーティリティーの「消去」から行います。

ファイルシステムAPFSにしてフォーマット
フォーマット完了

ファイルシステムAPFSは早い!

ファイルシステムAPFSでフォーマットしてから、再度ベンチマークを動かした結果が以下です。

APFSでのベンチマーク結果

お、おおっ!一気に早くなりました!
さすがAPFSです。やっぱりファイルシステムは大事なんですね。

特にRAND4K QD64が何倍も早くなっています。この処理はランダムアクセスを64個同時に処理する速度ということなので、実作業に近い処理なんじゃないかなーと思います(期待も込めて)。とりあえず、それなりの速度が出たのでよかったです。😄

なお、読み込みより書き込みの方が早いのは、他の方のベンチマークでも時々そのようなものを見かけたので、こんなこともあるのかもしれません。
SSDの場合、大容量になると複数のチップを積んでいるので、複数のチップに一度に書き込みができるために書き込み速度が早くなる、というような情報もありました。

いずれにしろ、ここまでは特に問題なさそうです。😄

内蔵SSDはもっと早い!

そういえば購入した外付けSSDの速度ばかり測っていたのですが、M1 iMACの内蔵SSDはどの程度の速度が出るのか試しにベンチマークしてみました。

M1 iMac内蔵SSD(1TB)のベンチマーク

はい。参りました。😅
いやー、内蔵SSDって本当に早いんですね。シーケンシャルアクセスで4倍以上の速度が出ています。M1 iMacの快適さはM1チップだけじゃなくて、この内蔵SSDの速さもだいぶ貢献しているような気がしました。

最後に、少し気になった点(熱)も

最後に1点だけ気になったのがSSDのです。
ベンチマークソフトを動かした後に外付けSSDを触ってみると、結構熱くなっていました。触れないほどではないのですが、この熱い状態でずーっと使って大丈夫なのかと不安になります。

ただし、この不安もすぐに解消しました。
iMacを一度スリープにしてしばらくしてから外付けSSDに触ってみると冷たくなっていましたし、iMacでブラウジングなど外付けSSDを使用しない使い方をしている場合には、ほんのり温かい程度だったので問題なさそうです。

ようやく「いい買い物できた👍」と満足感に浸ることができました。

今回初めてベンチマークソフトというものを使ってみたのですが、結構楽しいですね。特に自分で工夫して速度アップした時の達成感はDTMで新機能を使いこなせるようになった時の達成感に近いものがありますね。

自作PCが趣味の方でベンチマークのスコアを少しでもよくしようとチューニングに精を出す方の気持ちが少し分かったような気がします。ただ私はDTMerを目指しているので、ここいらでベンチマークは完了としてDTMに戻りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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