インベスターズトラストという海外積立を知るまで

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インベスターズトラストという海外積立をご存知ですか?

正直私も初めてこの話を聞いた時は「そんな上手い話しなんてない」と思っていました。

利回りは銀行や証券会社で売っている投資信託と比べて高いし、積み立てをして10年以上経つとロイヤリティボーナスというものが受け取れるし、中には元本確保の商品もあります。

私はインベスターズトラストに投資する前はiDeCoとNISAしかやってなく、もっと条件がいい投資はないかと思い、探しに探しててたどり着きました。

ここでは私がインベスターズトラストを知るまでの道のりの紹介をしたいと思います。

そもそもインベスターズトラストって何?

さて今回のお題であるインベスターズトラストとはどんな投資なのかを説明していきますね。

インベスターズトラストはカリブ海のケイマン諸島に籍を置く保険会社で、設立から18年ほど経つようです。

保険会社といっても、医療保険とか損害保険みたいな商品ではなく、主に投資信託で運用する商品を扱っています。

商品は7種類くらいと少なく、私は中でも元本確保型で利回りも年10%近く期待できるS&P500インデックスというものに投資しています。

S&P500とはアメリカの株価指数で、インベスターズトラストのS&P500インデックスもこれに連動した運用を行います。

日本の金融機関だってS&P500に連動した投資信託があるじゃないか!」と思われる方もいるでしょう。

確かに日本の金融機関でもS&P500に連動した運用を行う投資信託はたくさんあります。ではなぜ私があえて日本の金融機関でS&P500に連動した投資信託を購入しなかったのか、以下で理由を書いていきます。

私がインベスターズトラストでS&P500に投資した理由

私はインベスターズトラストに投資する前から、iDeCoとNISAをやっていました(今でも続けています)。どちらも投資信託を積み立てで購入して、バイアンドホールドのスタンスを貫いています。

S&P500に連動した投資信託はNISAで購入していました。確か私がiDeCoを始めた時はS&P500に連動した投資信託がなかったんです。

ではなぜ私がS&P500にこだわるのか?

それはアメリカの著名投資家のウォーレン・バフェットが「資産の1割を国債、他の9割をS&P500に連動した投資信託を買いなさい」と言ってたからです。

資産運用に興味はありますが、めちゃくちゃ詳しいというわけではないため、成功者のやり方をパクるいわゆるTTP(徹底的にパクる)をしただけです。正直これが正しいのかわかりませんが、素人は成功者のやり方をパクってしまった方が手っ取り早いと思っています。

確かにNISAで購入したS&P500に連動した投資信託は順調に成長してくれていました。

しかし違和感に気づきます。それは実際のS&P500の成長率に対して利回りが低すぎるのでは? と気づいてしまったんです。

S&P500の成長率はここ数年ではありますが、年13%以上の成長率です。しかし私の買った投資信託は5~7%ほど。おかしい…。

確かにS&P500に連動した投資信託は溢れるほどあり、運用会社もそれぞれ異なるため結果は当然変わってきますよね。

私が購入したS&P500に連動した投資信託を販売していたのは、三菱UFJ系列の運用会社でしたが、念のため他の運用会社が扱う投資信託も調べたところ、やはりどこも同じくらいの利回りでした。

これはどういうことなの??

日本の金融機関が中間マージンを抜いた!

私はS&P500の成長率と、実際の投資信託の利回りとの乖離がなぜ起きるのか徹底的に調べ始めます。

元々理系で物理学を専攻しており、事実と異なる結果を分析して答えを見つけることは好きだったので、満足いくまで調べることにしました。

周りに金融に詳しい人がいなかったため、ネットで情報収集をしまくりました。

しかし的を射るような回答がなかなか見つからず…。

そこで冷静になって考えてみることにしてみました。

そもそも、なぜ日本の金融機関でS&P500に連動した投資信託を購入すると、S&P500の実際の成長率と乖離が発生してしまうのだろうか?

いやいや、待てよ。

そりゃそうだ。だって日本の金融機関が、私の代わりにS&P500に投資してくれているのだから。彼は何もボランティアでやってるわけないし、代わりに運用してくれる対価として手数料が発生するのは当然。

今更ながらこのことに気づきました。しかし…。

それでもこの手数料は高すぎないか?

S&P500の成長率は年13%、投資信託の利回りは5~7%。

ということは手数料は6~8%!?

ただこれはあくまで私の仮説。真相までわかりませんが、私は金融機関に対して高い手数料を支払っているのは事実です。

さてどうしたものか…。

日本の金融機関を通さずに直接投資はできるのか?

では日本の金融機関を通さずに、直接アメリカに行って口座を開設してS&P500に投資はできるのか?

もちろんこれは可能。しかしそこまで労力を使ってまではやる気になれない。

じゃあ海外の金融機関を通じてS&P500に投資することはできるのか?

大学時代、研究室にこもって実験してはその結果を分析し、なぜこうなるのかを仮説を立てて検証の繰り返しをしていたため、またしつこく調べ始めます。

そしてネットでいろいろ検索しているうちに、海外の金融機関に日本人である私も投資できる案件をいくつか見つけることができました。

調べるとそのような案件は結構たくさんあることに気づきます。

私なかでも口コミや評判が多い2つの投資案件に絞り込むことにしました。

ロイヤルロンドンとインベスターズトラスト

海外の金融機関で直接S&P500に投資できる会社として、ロイヤルロンドンとインベスターズトラストの2社ピックアップに成功。

結構時間を要しました。

そしてここから2社のことを徹底的に調べることに。

まずはロイヤルロンドン。名前はもちろん聞いたことがない。

どうやらこの会社はイギリスのマン島にある会社のようです。ここもインベスターズトラストと同じ保険会社という位置づけ。

では口コミや評判はどうなのか?

実はこれがあまりに悪かったんです。詳しいことは私も知りえませんが、どうやらロイヤルロンドンを扱う紹介者みたいな人が、強引な営業をしかけ嫌な思いをしたという人がチラホラいました。

なおロイヤルロンドンは違法な会社ではなく、マン島の金融庁に認可も受けています。商品そのものも決して悪いものではないみたいです。しかしあまりにも評判が悪すぎる。

それにロイヤルロンドンに直接アポを取ることもできないため、投資する場合は紹介者みたいな人から営業を受けなければならない。これはちょっと避けよう。

ではインベスターズトラストは?

こちらも悪い口コミや評判はありましたが、ロイヤルロンドンほどではありませんでした。しかもS&P500以外にもいろいろ商品があるみたいです。

そしてインベスターズトラストの各商品をもっと深堀りしてみることに。

まずは私がこだわっていたS&P500に投資する商品から。公式ページに商品の概要が詳しく載っていたため、詳しく見てみることに。

実はこの点もロイヤルロンドンに比べてわかりやすかったです。ロイヤルロンドンは、商品の詳細が公式ページからではよくわからず、翻訳も変な日本語になっていたりと理解するのに苦労しました。

一方で、インベスターズトラストも一部翻訳で変な日本語があるものの、商品概要の部分に関しては私でもしっかり理解できました。

そしてS&P500インデックスの商品概要を見てみると驚く事実が!

元本確保とロイヤリティボーナス!?

インベスターズトラストのS&P500インデックスは、なんと元本確保型の商品でした。

元本確保とは、たとえば20年契約をした場合、約束通りちゃんと20年積み立てを続ければ必ず元本が守られる商品のこと。途中で解約したりしなければちゃんと元本は守られます。

しかもその元本は20年ちゃんと積み立てれば、積み立てた金額に対して160%が確保されるとのこと。

つまり20年間で積み立てた金額が1000万円の場合、その160%である1600万円が約束されるということです。ただしインベスターズトラストは、基本的に米ドル建てで運用していくため、積立金額や評価額は全て米ドルでの算出となります。

それでも元本確保160%は衝撃的です。こんな上手い話があるのかと疑ってしまいます。

さらに10年以上積み立ててを続けると、ロイヤリティボーナスというものが受け取れます。10年と15年経過時に積立金額に対して7.5%、20年経過時に5%も付与されます。

さすがに条件が良すぎて、金融に関して無知な私でも違和感を覚えました。

しかしここで調べることを止められないのが私。もっと深堀りするために、さらにネットで調べてみることにします。

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