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東九フェリーでバイクと一緒に九州に行く その2

 さて、フェリーと言えば船酔いです。郁子は船酔いしない質ですが、一応酔い止めを用意して備えました。

 結論を先にいうと全く酔いませんでした。というかあまり揺れない。天候に恵まれ、海が非常に穏やかだったのもありますが、先述の通り、出航していることも気づかなかったくらい。(いや船内アナウンスで「出航します」とはあったんですが)

 なぁ〜んだ、余裕じゃ〜ん。酔い止めもいらないね、よかった! と思ったのですが、揺れより気になった、というか不快だったので振動でした。

 たぶんエンジンの振動だと思うのですが、縦揺れ地震のような、ヴヴヴヴヴヴヴヴとビビリ音のような不快な振動があるのです。

 その振動は東京湾にいるうちだけですよ〜とTwitterで教えてもらいましたが、外海に出ても変化なく……w

 とにかく、楽しみにしていたデッキにでました。乗客が出られるの船体の中央部分で、前後に壁があって、船の行く先を臨む――タイタニックみたいなことできません。

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 デッキ側面からフェリーに乗り込んだ場所、東京港フェリーターミナルが望めました。バイクで登った桟橋が見えます。画像中央から左へ伸びているスロープを登りました。

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 しばしすると、東京ゲートブリッジが見えてきました。見るのは二回目。ただ、橋をくぐるのは初めて。橋の裏側がどうなっているのか、すごい興味があったのですが、ツルっとした平滑で、キレイな構造物だな〜と感動しちゃいました。

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 デッキにはゲートブリッジを撮影しようとスマフォを構える人がたくさん。

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 たぶん横浜の夜景だと思います。海側から見る街並みってあまりないですよね。素敵です。

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 さて、夜景と船の風を楽しんだから寝る準備です。写真は船内の廊下。この薄暗さ、修学旅行を追体験できますね。あと、写真中央やや左、消火栓の下にナゾマークシールがありますね。消火栓マークだと思うのですが、このマークは全世界共通のピクトグラムなのかな?

 部屋にベッドに寝転がったのですが、やっぱり振動がすごい。こんな振動の中で眠れるんかい!と思ったのですが、とりあえず寝る前にやること、お風呂などをご紹介しますね。

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 ※お風呂にカメラは当然持ち込めないので、東九フェリーのウェブサイトより引用。

 風呂は見たまんまです。窓がありますが、メガネをかけていないことにくわえ、真っ暗でなんも見えませんでしたw 21時ごろに入りましたが、利用者は自分を含めて二人。平日だったので、こんなものでしょう。時間が遅かったのもあると思います。

 洗い場にはシャンプーとボディシャンプーがあります。

 正直、とりたてて書くこともないので、脱衣室にあるものなど箇条書き。

 ロッカーがあります。鍵を手首にひっかけて入浴する、銭湯とかによくあるやつです。

 給水器がありました。脱水症状を起こした人でもいたのでしょうか……。

 洗面台は三つあり、ひじょ〜に風の弱いドライヤーが備え付けられています。あと、ペーパータオルつき。

 あ、そうそう。バスタオルやボディタイルはありません。各自で用意する必要がありますが、案内所で(たしか)500円で販売しています。他にも歯磨き、ひげそり、おパンツと、ありとあらゆるものが販売しています。しかも自販機で(一部は案内所で)。

 なにも持たず……はさすがに無理でしょうが、身軽でもOKです。

 さて、寝るのですが……

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 写真ではまったくわかりませんが(笑)、自販機のダミー見本がビリビリ、震えています。

 先述の通り、小刻みな縦揺れが気になります。ベッドに仰向けで寝そべりスマフォを持つと、画面が揺れて見にくい。グラッグラする。僕にネトフリを見せて!(´;ω;`)

 果たして、こんな振動のさなかで眠れるのだろうか。揺れならいいんですよ。フェリーなんて巨大なゆりかごみたいなものですから。でもこの振動は予想外。

 果たして眠れたのか? フェリーで迎える朝はどうだったのか? 次回に続きます。

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