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空間に存在することって?

このnoteを読んでくださっているあなたも、私も、空間に存在していますね。当たり前です。
…本当に?隣には別の私がいるかもしれないですよ。みえないけれど。
今回は、そんな空間にまつわる演目です。
「空間スペース3D」

竹村さん作品で壱劇屋に出会ってくださった方。
大熊さん作品は、毛色が全然違います。
殺陣はしません。でもめちゃくちゃ身体を使います。目が足りない、となるのもたぶん同じ。
どういう作風か。これが何とも説明し難くてですね。世にも奇妙なエンターテイメントというキャッチコピーが一番わかりやすんですよ。
ですが、できるだけ言語にしてみようと思います。あくまでも個人的解釈と視点ですが。

大熊さんの作品には、逃げるとか追うとか、外に向かおうとするテーマが多々あります。
外に向かうならば、SQUARE AREA、追われつつ事の真実に向かうなら UNKNOWN HOSPITAL というところでしょうか。
どちらも観劇三昧さんで配信しておりますので、よろしければご覧ください。
有料になりますので、腰が重いなあという方にはこちら


UNKNOWN HOSPITAL の冒頭をどうぞ、これだけでも大熊さん作品のエッセンスを感じることができます。
あとは、劇場という空間にとらわれない作品が多い。屋外が舞台の静岡ストレンジシード、劇場全部が舞台のツアー型演劇。その時の環境を生かし、時に別の場所で同時に物語を進行させる。
どんな状況でも、お客さんにちゃんと出来事が伝わるようなシーンを、作り上げる。
この特徴が今回の演目にはぎっしり詰まっています。

今回、皆さんは体験する感じです。追いかけられるわけでなく、事象を追うというところでしょうか。
そこかしこで何かが起こります。例え話だと思うでしょうが、本当にいたるところで、何かしらが起こっています。今のところ。
そんな特殊な観劇環境だからそこ、「そこにいる」ことがポイントになりそうな気配。
今、ここから見えているものは、向こうからもみえるのだろうか。
普通の劇場ならば、目の前に舞台があって、客席からそこをみる時は、角度の違いはあれど同じような景色がみえるものです。いや、みえるようにするのです。いつもの舞台ならば。
空間スペース3D、もちろんどこにいても必要な情報を得ることはできます。ですが、あなたの「いる」場所でしかみえない場面があって、それぞれのシーンの目撃者になりうるのです。


閑話休題
私は身長145㎝。劇場で何より気になるのは、前の人の座高だったり、座席の高さ。ちゃんとみえるか。は非常に大事なポイントになります。
スタンディングのライブに行こうものなら、少しでもみえやすいように、ちょっとかさのある靴で挑むほど。
そんな方はそこそこいらっしゃると思うんです。興味はあるけれど、みえなかったら、そんな気持ちから迷っている方。大丈夫、全方位からみえるかシーン毎に微調整してます。基準は145cmです。最近の中学生一年生の平均身長ぐらいですね。もし、みえるかどうかが不安ならば、その背中を一押ししましょう。大丈夫ですよ。

寄り道しました。大事なポイントなんですが、人によりけりですよね。
あとは、物語の全容がわからないから、ちょっとなぁ。となってる方。
ざっくりですが、空間にまつわる色んな話が交差する話です。なので色々な役どころがあるわけです、それぞれ本役があります。
そういう意味では、ダンジョン公演のような雰囲気ですね。
本筋はあるけれど、マルチ展開していくような、追いかけてのまれて行った先に全体にたどり着くような。
この不思議な感じこそが、大熊さん作品の特徴なんじゃないかなぁと思っています。
今のところ、柏木が測量士である。という事、大量のゴミ袋と、壱劇屋流ミュージカルがありそうだ。というまったく読めない情報がTwitterに日々流れておりますが、そろそろ役どころをはじめ、具体的にお伝えできるかと思います。
定期的に書いていこうと思いますので、お時間あればお付き合いください。

以下公演情報です。
ぜひ劇場でお会いしましょう。

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KAVC FLAG COMPANY 2019-2020参加作品
「空間スペース3D」

■出演
安達綾子
井立天
大熊隆太郎
柏木明日香
高安智美
谷美幸
半田慈登
松田康平
丸山真輝
湯浅春枝
以上 劇団壱劇屋

あおさぎりょう(芝居処 華ヨタ)
宇野進之介(Heaven's Family)
岡一(劇団赤えんぴつ)
おがわひろと
沖本凛花
勝賀瀬彩莉
清水慎太郎
とだただし(スパンキープロダクション/劇団乱れ桜)


■公演日程
2019年
12/6(金)19:30
12/7(土)13:00 /17:00
12/8(日)13:00 /17:00
*受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
*未就学児童の入場はご遠慮いただいております。
*上演時間は約1時間20分を予定しております。

【各回アフターイベント有】
①12/6(金) 19:30
《FC会員限定イベント》

②12/7(土) 13:00
《壱劇屋プチ忘年会》

③12/7(土) 17:00
《KAVC企画アフタートーク》
三浦直之(ロロ)・大熊隆太郎・ウォーリー木下

④12/8(日) 13:00
《演出コールセンター》

⑤12/8(日) 17:00
《スペシャルカーテンコール》

【全ステージYouTubeで LIVE中継!!】
お客様も配信カメラに写ります。予めご了承ください。

■場所
神戸アートビレッジセンター
KAVCホール
神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号
神戸高速「新開地駅」8番出口より徒歩約5分
JR「神戸駅」ビエラ神戸口より徒歩約10分


■チケット代金
前売・当日共通:4000円
*整理番号付き、オールスタンディング自由席となります。
*上演中は移動しながらのご観劇となります。

■一般発売日
2019年10月20日(日)10:00〜
チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:497-834)
http://w.pia.jp/t/ichigekiya/


*優先座席予約も各回10名様限定で有(メール予約、振込事前精算扱いのみ)
予約:ichigekiya_store@yahoo.co.jp
ご来場日時、お名前(フルネーム)、枚数、お電話番号
※スタンディングでの観劇が困難な方の為の座席です。
※先着順・指定席でのご案内となります。


作・演出:大熊隆太郎
舞台監督:新井和幸
照明:小野健(NEXT lighting)
音響:椎名晃嗣(劇団飛び道具)
宣伝美術:河野佐知子写真撮影:河西沙織
衣裳:安達綾子
大道具製作:丸山真輝
映像:河原岳史
制作協力:TiA Production
演劇協力:特定非営利活動法人トイボックス
運営協力:ぴあ
共催:神戸アートビレッジセンター(指定管理者:公益財団法人 神戸市民文化振興財団)
企画・製作:劇団壱劇屋


■入場について
・原則各プレイガイド(ぴあ・KAVC共通パス)並列による整理番号順となります。
・ご整列、ご入場時は各会場スタッフの指示には必ず従っていただきますようご協力をお願い致します。
・開場後、お手持ちの番号以降にご来場された場合は状況により列の最後尾にお並びいただく場合もございますのでご注意下さい。
・整列時以外の公演会場ならびに周辺施設へのたむろなどは、運営の妨げ、近隣の方の御迷惑にもなりますので、御遠慮下さい。トラブル防止の為にもご理解ご協力ををお願い致します。

■持ち物について
・本公演はオールスタンディングとなっております。周りのお客様のご迷惑となる荷物の持ち込みはできるだけご遠慮ください。
・荷物をお持ちの場合はロビーにあるコインロッカー、クロークをご利用願います。コインロッカーは数に限りがございます。
・手荷物につきましては、他のお客様のご迷惑となる劇場内での手荷物置きっぱなしはご遠慮下さい。また手荷物のによる場所取り行為や座り込みは禁止とさせて頂きます。スタッフの指示により移動していただく場合もございますので、予めご了承ください。
・貴重品はお客様ご自身で管理してください。盗難、置き引き、紛失などについて、主催者、会場は一切の責任を負いません。

■公演中の注意事項
・公演中、体調が悪くなってしまったり、周りに体調の悪い方がいらっしゃったらお近くのスタッフにすぐにお知らせください。
・キャストの登場・退出が目まぐるしく変わります為、公演中の演出上、お客様のご移動をお願いさせていただきます。お荷物を持ってご移動にご協力をお願いいたします。

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