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掃き溜め

何ひとつ、といったら嘘になるけれど、学校とか就活とか仕事とか、そういうまっとうなこと、生きて行くために必要なこと、何にも頑張れてないのにもう疲れたんだ

ずっと心はボロボロで、泣いてばかりで自分のこともままならないのに、死にたい誰かの言葉の雨に打たれる毎日、見ないふりできたならいいのに
寄り添うと決めたのは自分なのに、そうだね辛いよねの奥底でああ羨ましいと羨んでばかり、醜い心も優しくなれない小ささも全部全部消してやりたいね

家族や友人に恵まれたが故に、その誰も置いて自ら逝くなんてできない、そうしたいなんて言えない、つまるところわたしの苦しさは所詮その程度なんだよその程度で騒ぐなと自嘲して

毎日が辛いと、忙しい休みたいと嘆きながらも頑張るみんなを横目に、わたしにもそんな日々があったのにと、そんな日々は誰に褒められるでもなく、それが当たり前寧ろあなたのそれは足りてないと踏み躙られて、
耐えて耐えて耐え続けた先で、やっと解放されて歩き出した後、徐々に動けなくなっていったのだけれど、それでも今更そんなこと言ったって負け犬の遠吠え証明できない言い訳でしかなくて、
ただ目の前にあるのは今頑張れない自分という事実だけ、こんな風にいつまでも拗らせてぐだぐだと毒を吐くことしかできない

あの時欲しかった言葉を今更自分にかけようと、あの時欲しかった寄り添いを誰かに渡してみようと、結局自分は何も変われなくて、いや人に渡す言葉は全部本心だけどさ、それでもただただ続く虚しさの中で息をして
いやもうあの日々が原因なのかすらわからない、ただただわたしが弱かっただけ?どうでもいいか、今更もう

親ガチャなんて言葉があるけれど、我が家はそうだな、わたしの親が子ガチャに失敗していてああ笑えるねなんて、誰のためなのなんて言うけど勝手に産むと決めたのはあなたたちでしょなんて、嘘だよ笑えない、ごめんね、そう、最低な言葉を使ってる自覚はあるんだ

それでもねえ、どれだけ消えたくて終わりにしたくても、普通の親普通の友人がいるということあまりにも恵まれたことに思えるから、たとえひと時だとしても、自分は死んで仕舞えばわからなかったとしても、自分のすることによって大切な人を悲しませる度胸は持ち合わせてないんだ、自惚れていると笑われるかな

ああ突然隕石でも落ちてきて、一瞬でみんな全部全部、お互いに誰も何も悲しむ間も無く滅亡してしまえたならいいのになんて、でもだいすきな人たちには生きていてほしいなあ

関係ないけど午後はやるべき事があるのに、昨夜は良い人を演じていたもので、お風呂にも入りそびれ朝のシャワーしないとなのだけれど未だに入れていなくて、
生活と心削って頑張っていることは仕事でも勉強でもないから、とくに何にもならなくて、この話はあまりすべきじゃない、自分で決めた事なのだから精々頑張るよ

それはそうと夢の中でしか会えない人、君に会えないなら全部いらないと思うのに、現実の大切な人たちやっぱり捨てきれなくて、それでも生きられなくて、架空の貴方に縋っては泣いて会えなくてまた泣いて、一度だけでいいんだ嘘でもいいから抱きしめて砂にしてよなんて、その力をどこか負い目に思ってる貴方にそんなことは言えないからさ、貴方が眠るひだまりの中の草になりたい、欲を言えば花に

なんて長々語ろうと、結局この程度どこにでもあるありふれた苦しさで、ごめんね喋りすぎたよ全部法螺話にしてしまおうねって