祝福と安心と消沈は同時に成立する

タイトルから察していただけたでしょうか、

推しが結婚しました。

私にとって彼らは、初めて知った芸能人と言っても過言ではない存在です。あ、歌のお姉さんとかは除いて。っていうのも、小4くらいまでNHKのニュースと教育テレビと、あとなぜか週一回の「のりスタ」(伝わる人いたら同世代)と、年末の紅白くらいしかテレビを付けない家庭だったので。同世代で「そんなの関係ねえ」を誰のものか知らない人っていましたか?(クラスメイトがやるからギャグとしては知ってましたが) 私は知りませんでした。小4以降、学童保育を卒業してかぎっ子になってから今までの反動のようにゴールデンプライムの番組を片っ端から録画して放課後親が返ってくるまで毎日ひたすらそれを見るというテレビっ子になりました。その中で最初に毎週見るようになったのが彼らの番組です。そこから歌番組を見るようになり、ドラマ・映画を見るようになり。。。気づけばもうしっかりファンになってました。

(これで先日のネトフリ解約記事の「契約のきっかけになったシリーズ」も合点がいきますねはい。)

まず、祝福は、そう。何よりそうなんですよ。おめでたいことです。これは、勿論、本心。

そして、安心。なんていうか、なんとな~くただのファンなのに、赤の他人なのに、「もし独身のまま60、70になった彼らはどうなんだろう」って思っちゃう部分がある。いや、もちろん本人がそれを望んでいるのならいいんですけど、やっぱりこう、あるじゃないですか。アイドルとしてそれを妨げられるならそれは良くないなって思いますね。私の割と近い親戚にも親より年上だけど独身の人(女性)がいて、私が知る限りでも仕事も趣味もそれなりに楽しそうに生きてるのを見てるので、家庭だけが、結婚だけが人生じゃないのはわかるんだけど、この人はこのままでいいのかな、と思う部分がどこかに必ずあるんですよね。だから大切な人がそばにいるっていうことに安心します。

で、消沈。「おめでとう」だけで受け入れられなくてごめんなさい。ネットからの受け売りですけど、「みんなの彼、だったのが誰かの特別な彼、になちゃった」っていうの。ほんとこれ。芸能人の結婚でショックを受ける人に、絶対「あんたとその芸能人が結ばれる世界線なんてないんだから」とかいう人いますけど、そうじゃないのよ。あの発表以後の収録のレギュラー番組やらいろんなところできっと我々オタクは、彼らが共演する人に「おめでとうございます」って言われるところを見るわけじゃないですか。初夏くらいから木曜22時にずっと見てきたように。その時、素直に自分のことのように「嬉しいな~」ってニコニコできたらいいけど、そんなこときっとできないのよ。あと、さっきとある録画で、彼(片っぽ)が「そろそろ自分も料理できないと」って言ってるのを見て、発表前に見たときはまあ苦手だもんね~で流せたけど、今見たらチラつくのよ。どう頑張っても。そう考えたら、きっと彼らは事務所の他の人の動向とか見てもわかるようにこれからも、そこまで家庭を意識させない発言をメディアではしないと思う。でも、意識しない細かいとこにもオタクは"既婚者"がチラつくのよ。ごめんなさいね。でも、オタクってそういうものだと思うの。

だから、絶対、大切な人を幸せにして、大切な人と共に幸せになって。絶対に。


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