札幌市民ロードレース

スタート後のバックストレートでタイミングを見てアタックした。その一発目のアタックで2名の抜けができた。
最終コーナー前にさらに4名合流して、6人の集団になる。
マーク選手としては宇津味選手、相野選手、工藤選手である。
3週回目あたりから集団が落ち着き、相野選手、工藤選手がほぼ先頭を回しているような展開であった。自分としては、佐藤選手がブリッチを掛けてくると思ったので、自分が先頭の時は脚を無く見せることを心がけた(終盤は実際に辛かったが、)、自分よりも相野選手と工藤選手が実力が上の状況で、残りの3名を千切りたかったが、自分が動くべきではないと判断した。
予想通り、工藤選手と相野選手を中心にふるいにかけていた。しかしながら、3名は全く千切れず、ツキイチという形であった。
自分もカウンターでいったが、1人先行してしまう状況で、2、3回行ったが、一緒であった。そこでブリッヂがあるとカチあげていこうと思っていた。
1人でいけないと感じ、足をためることに徹した。最終週のジャンがなった段階で一名飛び出しがあったが、自分は有力な2名が残っていること、自分の力では残り一周を行けきれないこと、その前のアタックした選手の脚の具合から考えて、追いついてくれると思っていた。
この時点で小橋さんが後ろにいることはわからなかった。周りの見えてなさが課題だと感じた。
小橋さんにバックストレートでアタックされた時には視界に入っていなく、また、速度差があり即時に反応することができなかったので、一名いかし、2人目にツキイチすることで、一枚目が垂れても、2枚目が垂れても引かされることがなく、ゴールまでこのまま行っても持つと感じたからだ。この時点で小橋さんに勝てないとわかっていた。
全員が小橋さんに追いつけないと判断し、コーナーを抜けた時には、自分、相野選手、宇津味選手の3名となり、牽制にはいる。
自分は3番手からスプリントをした。風下の右を取ることができたのが大きかったと思う。
いつもの自分と違い、最後までもがけたのは大きかったと感じた。横に並ぶタイミングだけが課題で、もう少し溜めるべきであった。ギアの選択もよかった。満足できる結果ではなかったが、形は良かったと思う。

疲労もなく、今シーズンのレースで一番良い状態でレースに臨めたことが大きかった、自分の飛び出しでは確実に捕まると力の差から感じていた。
仮に、あのまま集団で行っていたら、登りでの相野さんが上げると予想していた。つききった後に自分が飛び出す予定であった。
残り1周の時点で15秒差を1人ではこちらもローテを回しているため埋めれないと油断していたことが、今回の目標としていたから、一位を取ることができなかったのだと思う。
自分のアタックで逃げを作れたこと、逃げ集団でも優位に進められたことは大きかった。
しかしながら、最終局面では、最善を尽くすことしかできず、展開を毎回作れていないことだ
今回は有力メンバーが少なく、自分でも確実に勝てるレースであったので、瞬時の判断と状況把握、パンチ力、詰めの甘さがあったと思う。平坦力に関しては、前レースよりも改善できていたと感じた、スプリントに関しても練習でかかりをあげれたと感じた。


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