クラス2B RCS行田クリテ
開催地:行田市特設コース
開催日:2023/12/17
コース:16.8km(2.1kmx8)
天候:晴れ
路面:ドライ
出走人数:20名(クラス2B)
リザルト:2位
当日は10mを超える強風でサバイバルな展開が予想された。
s/f左からの横風→追い風→右からの横風→向かい風→横風→向かい風→s/f
レース前から練習内容を一新し11月、12月は主にテンポ領域を中心としたトレーニングを行った。
レース時のtsbは-1程度。
自分はやはりtsbがマイナスに振っている方が調子がいい。
食事はクリテリウムのため特に気にしてはいなかったが睡眠時間は3日間平均7.5hとても調子が良く自分はこの時間を継続していきたい。
小橋コーチからのレースオーダーとしては
『積極的に行っている選手の中で最も足を使わない』
一見難しいように感じるが自分にはすぐに言っている意味が理解できた。
今回のレースは強風でありクリテリウム、さらには、距離が短い。要するに前でアタックや引き伸ばしはガンガンやっていいが先頭で踏みすぎないことが重要ということである。
今回のクリテは積極的に動く方が安全で脚を使わないと言える。
アップはメニュー提示されたlapmアップを行い感触としては好感触だった。
スタート後追い風の1コーナーの立ち上がりから全力で踏み抜く。
やはり気温が低いこともあって集団の雰囲気としては消極的である。
逃げ中は、パワー管理をしつつエアロ意識で淡々と踏む。自分の悪いところとして出し切ってしまうところがある。その為近頃はこの意識を忘れないようにしている。
メイン集団と自分単独先行で1週目を完了する。そこに後ろから中央、日大、立命の選手がブリッジをかけ先頭4名後ろメインという2つの集団になった。
自分のマークしていた犬伏選手、他の選手の走りも見て既にこのメンバーでの勝ちを確信した。
周回数も8週と短い。このメンバーで3週ほど周回を重ねる。この時点で単独逃げをしていたこととブリッジしてきた選手が脚を余しペースが上がり気味だったのでdrcfの残量が少ないなと感覚で感じる。
3週程度体を回復させた後逃げ4名が牽制に入りそうな雰囲気を感じた。その為すかさずアタックに入る。4.5回のアタックで中央の犬伏選手、立命館の選手をドロップさせることができた。ほぼ同時くらいに後ろから作新の阿蘇選手がブリッジ。(レース後に知ったが同じ作新の選手が捨て身でブリッジに協力したようだった。)
残り3周回程で作新、日大、自分の3名になる。
メイン集団との距離は以前変わらず。
自分はスプリント展開にしたく無いため向かい風や横風区間を利用し攻撃を繰り返す。日大の選手をドロップさせることができたが作新の阿蘇選手を千切ることができず2名で最終週に入る。同じように繰り返し攻撃したが千切ることができなかった。ホームに入る最終コーナーを番手で入る。
後ろに着いたが阿蘇選手の掛かりが強くちぎられてしまい2位でのゴールであった。
阿蘇選手は脚を溜めている印象もなくGS前にも自分のアタックに対応していたのでスプリントが掛からないと思っていたが見当違いであった。
今回のレースに加藤がいると勝てたかと思うが自分1人で勝ちきれないということを感じた。
パワーnpとしても5.1倍フラットに出ておりオフシーズンにしてはとても良い数値であり、今回出走したクラス2Bの中でも一番目立ち積極的な動きをしたレースにできたと感じた。
必ず表彰台に入ることができる脚があると自分は自信を持っているが表彰台に乗るのと1位とは価値が異なる。
他の選手よりも秀でていた点はインターバル能力とレースメイク、持続力だと思ってる。
今後のレースのための課題としてはスプリント力、と自分の得意な場面で決め切る力であると感じた。
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