小学生の「宿題」がなくなった?

小学校では「宿題」という名のものがなくなった。「宿題」に代わって「自分学習」というものが生まれたとのこと。
「自分学習」とか、なにをするか自分で決めて、決めたことに取り組む。提出に関しては宿題と同じで必須の小学校が多い。簡単に言うと、自主学習のことを言うのだろう。

自分学習ですることを分解すると、
①なにをするか決める
②決めたことをする

①なにをするか決める→自分は何に興味があるか明らかにする
②決めたことをする→調べる&アウトプットする
【調べる】
・図書館で本を借りる
・インターネットで調べる
・詳しい人に聞く
【アウトプットする】
・どんな方法でアウトプットするか決める
・ノートに書く
・作品を作る
・体験する

②決めたことをする よりも、圧倒的に①なにをするか決める ことのほうが難しい人が多いのではないか。レールをひかれて、何をするか決められた宿題をするほうが、すんなり手が動く。

何をするか決めるためには、自分学習をする目的を1人1人がはっきりさせることなんだろう。その目的は1人1人全く違うはず。そこを先生や保護者が導くことができればいいなぁと思う。

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