見出し画像

一人で考え事をしたい時に通った思い出の場所


昔、一人で考えごとをしたい時に通っていた場所があります。

そこは、工場地帯を抜けた先にある堤防。

海を挟んで向こう岸には夜中でもきらきらと光を放っている工場。ガシャン、ゴーゴーとかすかに音も聴こえてきます。

海面に反射してゆらゆら揺れながらこっちまで辿り着きそうな静かな工場の光。

その光景をボーッと眺めながら、自分の気持ちと向き合っていました。

《悩みごとは、誰かに相談する前に自分の中で答えが出るまで悩み抜け》というのが昔から自分のポリシーだったので、自分と向き合って考えるのは上手になりましたが、それと引き換えに人に相談するのが下手になりました。

自分で考えることと、人に相談すること、どちらも大切なことなのに。

もっと気軽に人に相談することができたらもっと生きやすい人生なんだろうなーと思う反面、それだからこそ自分の中の想いを「創作」や「表現」という形に昇華できるようになったような気がします。

一人悩んだ夜も、頭が壊れそうな日々も、決して無駄じゃないですね。

なんか、今日、そんなことを考えていたあの工場の夜景をふと思い出したので久々に絵を描きました。

「工場の見える堤防を口笛吹きながら」というタイトルの絵です。

画像1

保育士時代、嫌な気持ちになりそうな時は、よく口笛を吹きました。口笛を吹いてると、楽しい気持ちなんだと脳が勘違いして気分が和らぐような気がしました。


でも、夜は口笛を吹いちゃダメですね。僕はいまだに夜に口笛を吹いて周りの人に注意されますが。口笛はクセなので。笑

画像2

ここから先は

76字
詩人・アーティスト 詩太の活動や制作の裏側や出来事、心境など、他のSNSでは語っていない少し深くて近い内容を月10本程度のお便りとして配信します。

詩人・アーティスト 詩太(うーた)のオンラインマガジンです。詩太の活動や制作の裏側や出来事、心境など、他のSNSでは語っていない少し深くて…

ありがとうございます! もっともっともっともっと頑張ります!!!