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甲子園での球数制限

2020年のセンバツ甲子園から、1週間で500球以内という
球数制限が設けられることが決定した。

2013年春、安楽智弘(現:東北楽天)…5試合772球
2018年夏、吉田輝星(現:北海道日本ハム)…6試合881球

このように、一人の投手に過度な負担がかからないよう、
故障防止のために考案されたようだけれども…
逆に、投げ過ぎで壊れてしまう選手がこれまでにもいたのに、
「今か…」ともちょっと思ってしまった。

私は野球経験がないので、1試合を投げ切るにあたって、
どれだけ肘に負担がかかっているのかは分からないし、
平均して何球投げればよいかなどはわからない。

でも、1週間に500球でも、かなり多いと思う。
プロとアマチュアという違いはあれど、少なくとも未熟である高校生が、
例えば1週間で3試合、それぞれ160球投げれば、身体は大丈夫かな…?
と心配してしまう。

もちろん、マウンドに立っているピッチャーだって、
任された試合は全部投げ切りたい、と思うだろうし、
「代わろうか」と聞かれれば「いや、行かせてください」と答えて、
投げ切ることに喜びを見出す選手だっているかもしれない。

正直、非常に着地点が難しく、
誰もが納得できる解決策はあるのか?とすら思ってしまった。
難しい問題なんだなぁ…。

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