あめちゃん

皆さまハロー。

本日のお題は「あめちゃん」。

“あまちゃん“ではありませぬ。じぇじぇじぇ。

大阪を紹介するものでよく、

「おばちゃんがアメをくれる。」

というのを聞きます。

もしかしたら、大阪に観光で来た貴方は

「私にもアメをくれるのかしら?」

などと期待してるんではないでしょうか。


しかし、私も生まれてこの方この地に住んでおりますが、電車でいきなり隣の人に

「アメちゃん、やろ!」(訳:アメをあげましょう)

などと言われたこともなければアメを実際もらったこともございません。

たしかにある程度以上の歳の女性がカバンにアメを潜ませている可能性はかなり高いです(←個人の感想です)

特に冬場など空気が乾燥してセキが出やすくなって困るとき、アメをなめて唾液の分泌を促すのはとても効果的なので、アメ所持率はよりグーンと上がると思われます。

しかし、さすがに在来線で隣に座っているだけの人にアメを渡し続けられるほどの在庫は持ち合わせていません。

おばちゃんの在庫はせいぜいスーパーの荷物台に設置されてるビニール袋1/5ほどの量だと推察します。

残念でしたね。


でも、どこかの観光バスで前後左右に大阪のおばちゃんがいたときはチャンス到来です。

おばちゃんは独り旅の貴方をほっておいてくれないでしょう。

「アンタ、ひとりか?」

「ウチらと一緒に来ぃや!あ、おせんべ食べへん?」

などとおせっかい…うぐぐ、いや気にかけてくれ、アメどころかおせんべいまでもゲットできるかもしれません。

初心者はこの線から狙うといいかもですね。

ちなみにこの「アメちゃんやろか」が都市伝説か?と思いかけた筆者はかつて某所で働いていた際、用紙記入を手伝ったおばちゃんからすばやく手に何か握らされました。

ゆっくり手を開くとそこには“こんぶあめ“が。

「ねぶっとき。これならニオイせえへんから。」

なんというホスピタリティーでしょうか。

他のお客さんを接客して口臭がオレンジだったりコーヒーだったりして「仕事中にアメなめてる!(怒)」のクレームがつかないことまで心配してくださるなんて!

ま、なめませんでしたがね。

たまにアメの話はホンマやね、ということで。

では。