旧岩崎家末廣別邸の一般公開

富里市で初の国登録有形文化財になった「旧岩崎家末廣(すえひろ)別邸」が一般公開を始めたそうです。

旧岩崎家末廣別邸は大正8年、三菱の3代目の社長であった岩崎久彌(ひさや)氏が末廣農場の経営を自ら行うことになったことから、農場に滞在するために建築されました。
第二次世界大戦後に末廣農場はなくなってしまいましたが、岩崎別邸は壊されることなく現在まで大切に残され、維持管理をしてきた三菱地所株式会社が平成24年に富里市に寄附したそうです。

こちらの建物や庭園は昭和初期における上流階級の当時の暮らしや生活文化を知ることができる高い歴史的価値を持っており、貴重なものとされています。
また、岩崎久彌氏は日本の農業牧畜研究に多くの功績を残したと伝聞されており、末廣農場での先進的な試みが現在の富里市の農業遺産となっているそうです。

残念ながら、公開に伴って行われる予定だったイベントは中止になってしまいましたが、一般公開は行われることになりました。建物内に入ることはできませんが、庭園に入ることができるそうです。
地元の歴史の一部を知るいい機会になりそうです。

【一般公開】
毎週日曜日
午前10時から午後4時まで
無料

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#富里市 #旧岩崎家末廣別邸

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