見出し画像

うるるのビジョン「労働力不足を解消し 人と企業を豊かに」へのチャレンジと今

このnoteでは、うるるの創業から振り返り、自己紹介をしていきます!

何を目指しているのか?

画像1

2006年の創業時、少子高齢化が進むことで、「労働力不足が深刻な社会問題になる」と言われていました。
数年前からアルバイトも派遣も本当に採用が難しくなってきていると実感していますが、統計上の数字では、日本の労働人口は、20年後に20%減り50年後に40%減ると言われています。

そこで、今まで労働力としてカウントされてこなかった人たちを、労働力として活用できる仕組みを作ろうと考えました。
子供が小さくて外に働きに出られない主婦、家族に介護が必要な方がいて外に働きに出られない方、あるいは障害を抱えててなかなか定職につけない方。そのような方でも「在宅ワーク」ならできます。

「在宅ワーカーを労働力として活用できる仕組み」を作れば、労働力不足が深刻になるほど、私達のサービスが社会に必要とされるのではないか。
そう思い、「人の力で世界を便利に」というビジョンを掲げ、創業しました。(※22年4月よりビジョンを「労働力不足を解消し 人と企業を豊かに」に刷新)

「データ入力専門店」からスタート

「在宅ワーカーを労働力として活用できる仕組み」ですが、まずは私たちが在宅ワーカーに仕事を提供できるようになろうと考えました。
そこで在宅ワーカーの皆さんへアンケートを実施したところ、プログラミングやデザインのように、特別なスキルがいらず、誰でも簡単にできる「データ入力」が圧倒的に多いという結果になりました。
そこで、一番最初に始めた事業が「データ入力専門店」でした。

今はビジネスプロセスアウトソーシングの略でBPOと呼んでいますが、企業内で発生する申込書やアンケートをエクセルに入力する、そのようなデータ入力業務をインターネットで受け付けて、在宅ワーカーさんに再委託しました。

入力の精度を保つために、同じデータを二人のワーカーさんに入力してもらい、相違点を修正していく。とにかく人海戦術で大量のデータ入力を高精度で処理していく。
ただこれだけでは、それをさばくうるるがボトルネックになってしまい、ビジョンを実現できません。

そこで次に、私たちが介在せずに、企業と在宅ワーカーが簡単な事務作業などを直接受発注できるマッチングサイトを立ち上げました。
「シュフティ」という、現在約40万人の方が登録しているサイトです。

今はクラウドソーシングサービスといいますが、これにも課題が残ります。仕組みはいいのですが、収益性が良くないのです。

たどり着いたCGS

そして今、私たちがたどり着いたのが、CGSという事業です。
「CGS」、これは私たちの造語で、Crowd Generated Service(在宅ワーカーを活用して生成されたサービス)の略です。
これまでのデータ入力専門店や、クラウドソーシングサービスを通じて、在宅ワーカーを活用するノウハウを、知らずしらずのうちに蓄えていました。
そのノウハウを活かして、うるるが直接在宅ワーカーを活用して展開しているサービスがCGSです。

NJSS     :入札情報を一括検索できるCGS
えんフォト:幼稚園や保育園にカメラマンを派遣するCGS
fondesk   :オフィスにかかってくる電話の受け付け代行をするCGS
一見、共通点のないバラバラな事業展開ですが、これらのサービスは、共通して裏側で大量の在宅ワーカーを活用して作られているCGSなんです。

このCGSにたどり着いたから、私たちは上場できたといっても過言ではありません。

そして、CGSは非常に高収益です。
通常、何百人何千人の人力を活用しようと思うと、人数分の場所を用意したり、備品を揃えたり、労務管理したり、交通費払ったり、大変な費用や管理コストがかかります。
在宅ワーカーを活用できると、必要なのはワーカーへの報酬だけです。
その分、品質向上やカスタマーサクセスに費用をかけられるので、ユーザー満足度も高い。
更に、これらのCGSは企業から月額定額で利用料を前払いで頂戴する、いわゆるSaaSですので、安定した将来収益の確保を可能にしています。

うるる(HP)の事業については、こちらの動画でもご確認頂けます。

最後に

うるるでは、2021年10月より業務提携や資本提携を会社の成長戦略にすべく
未来創造チームを組成しました。
業務提携や資本提携については、是非こちらのnoteをご覧ください。

興味を持って頂けた方は、お問い合わせフォームよりご連絡いただき、業種や現在のフェーズに関わらず、幅広く情報交換できればと思います。ご連絡、お待ちしております!