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新潟に行ったら沼垂ビールでぬったりしたい

全国のビール好きの皆さん。こんにちは。ビール好きでない皆さんもこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。
久々過ぎる更新で恐縮極まりますが、なんとかやっています。

6月に新潟に行って来た時のお話をしようと思います。

旅行然とした旅行に滅多に行かない私なので、新潟と言えば越後湯沢までしか行った事がなかったのですね。

「新潟駅なんて越後湯沢の隣ぐらいだんべー?」

とタカをくくっていたら、とんでもない。ハイパー離れていて、大層驚きました。


そう、新潟と言えば日本酒。

しかし新潟、日本酒だけでなく、最近はビールについてもかなりアツい地域になって来ているのです。

まずは新潟駅構内に併設されているクラフトビール館

ぽんしゅ館はあまりにも有名ですが、クラフトビール館も負けてはいません。

↑こちらが訪ねた日のタップ。なんと約50種類ものドラフトビールが飲めます。これが果たして駅ナカのクオリティなのか。
エチゴ、スワンレイク、妙高高原と言った新潟県内のブルワリーは勿論のこと、日本全国のブルワリーに加え、STONE, Sierra Nevada, brew dogなど海外のブルワリーまで取り揃えている力の入れよう。

なんだこの品揃えは...

都内のビアバーよりも遥かにタップ数が多いぞ...

これに加えて、ぽんしゅ館もあるのだから強烈に過ぎます。

来訪者はまずこの新潟駅構内で足止めを喰らい、駅の外に出る事すらかないません。

HUNTER×HUNTERの1巻で、初心者達が、ザバン市内行きのバスに乗ったら尽くトラップで会場に辿り着けないのに近いものを感じました。

しかし今回の目的は此処だけではないのです。
この新潟駅から這い出て徒歩15〜20分ほど歩くと、発酵の町 沼垂(ぬったり)に辿り着きます。

ぬったりですよ。ぬったり。初見で絶対読めない地名ですよね。最初ぬますいって読みましたし。

発酵推しなだけあって、醤油や味噌の蔵元、日本酒の蔵元と町全体が発酵している感じがあります。

こちらの今代司の蔵元も、値段安めでかなり質の高い日本酒を造っております。関東地方にあまり出て来ないのが残念。

さて、寄り道しまくりましたが、この沼垂に居を構えるブルワリーがあります。
その名も沼垂ビール。

生産ロットの少なさから、関東地方にはまず流れて来ません。現地か、新潟県内のビアフェスで飲むかしない、マイクロブルワリーです。

タップルームが併設されており、できたてのクラフトビールと、新潟ならではのおつまみをリーズナブルなお値段で楽しむ事が出来ます。

1杯目に飲んだのは天の川ペールエール

隠し味に蜂蜜が使われていますが、甘過ぎることもなく、バランスの取れた、とても良いペールエールでした。旨い!

つまみも頼まずにはいられませんね。

地野菜の漬物盛り合わせ

同じ沼垂町内で造られた豆腐に、同じく町内で造られた焼き味噌を乗せたもの


新潟特産の いごねり

と、これまた新潟、ひいては沼垂ならではのラインナップが並びます。
しかもこのつまみ類が300〜500円と、とにかく安くて旨いです。

お土産用に瓶ビールを頼んだら、店長が
「瓶ビールあったかなぁ?ちょっと見て来ますね。」
と言って探して来てくれるぐらいの大らかさ。

瓶ビールもコンスタントに造ってるわけではないようです。

こんな感じで9時間で6〜7軒回り、翌日、駅構内の回転寿司屋でサッポロビールの新潟限定種「風味爽快ニシテ」

の生を飲んで帰って参りました。

新潟駅、恐るべしです。観光地らしい所は何1つない一方、日本酒とビールは有り得ないほどの量を有り得ないクオリティで飲ませてくれます。

お土産に購入した沼垂ビールとスワンレイクを自宅で開栓して、新潟酒行脚を無事に終えました。

新潟行ったら何は無くとも、とにかくビール、とにかく酒。

これだけ押さえておけば多分そんなに外さないし、ブレないかと思われます。

皆々様も、新潟に赴いた際は酒に呑まれる事のなきよう、充分に注意して臨んでください。

それではまた🍺🍶

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