高校選抜決勝についてあれこれ考えてみた
こんにちは。
うみです。
タイトル通り、
決勝中止→埼玉WKの計らいにより練習試合実施
となったこの件について、色々考えてみました。
まずは高校生ラガーマンのみなさん、
選抜大会お疲れ様でした。
難しいシーズンが数年間続く中、ワクワクする試合を
ありがとうございます。
決勝戦の不実施と優勝校が決まってから
練習試合としての「幻の決勝戦」が行われ
その結果が出るまでを見ながら、色々考えてみました。
あくまでもこれは、「私」の考えであり
理解をしてもらいたい、広まってほしいという気持ちは
少しもないことをまずはご理解ください。
①試合ができてよかった
まずはこれを言わせてください。
今回に限らず、高校、大学、リーグワン(トップリーグ)、
クラブチームの試合が中止になる度に思っていました。
どうにか振替試合ができないものか。
私は見られなくてもいい。
非公開で気づいたら終わっていたでもいい。
なんでもいいから、試合の実施ができないものか。
そう思ったことは1度や2度ではない。
だからまずは今回、非公式とはいえど、試合ができたこと、
埼玉WKが実現してくださったことに
敬意と感謝を伝えたい。
その上で、
②ルールはあって然るべき
今回、協会が決定、発表した2点について。
❶決勝戦の中止
❷東福岡高校の不戦敗と報徳学園高校の不戦勝
これについては、どちらも正しいと思っています。
それは「ルールに則った決定だから」。
「決勝戦なんだから」
「両校優勝に」
という意見を目にしましたが、
想いに共感はするものの、それは間違っていると私は考えました。
この大会で、中止になったのは決勝戦だけでなく、
不戦敗となったのは東福岡高校だけではありません。
「決勝戦」への想いが強く高くなるのは分かります。
でも、私はそれは嫌だ。
(急に感情論ですみません。)
決勝だろうが、準決勝だろうが、
初戦だろうが、地区の試合であろうが、
頑張ってきた選手やサポートしてきたスタッフの努力に
価値の違いはありません。
「決勝戦だから」の特別扱いは違うし、
「不戦敗」としてトーナメントを上がらなかった学校がある以上
両校優勝は認められない。
それがこの大会であったと思います。
私は、日々ルールに守られて生きています。
慣習法とも言える、明示されていないルールから
条例、法律、憲法といった明示されているものまで
私を守ってくれているルールは様々です。
そして、中止に何度も泣いてはいるけれども、
ルールに則ってリーグを運営してくれている
トップリーグやリーグワン、大学のリーグのおかげで
私はコロナに今まで罹っていないのかもしれない。
ルールは作られるべきで、守られるべきもの。
覆すのは、思うより簡単かもしれない。
でも、最後までルールを守ってくれた協会にも
私は敬意と感謝を伝えたい。
そして最後に。
③ルールの作り方はそれでいいのか
これだけ、問いたいなと。
そんな大人は、ルールを作る側には
1人もいなかったのかな?ということ。
「当事者意識」「想像力」
言葉にすると薄っぺらい気がしてしまうけど、
「本当にそうなったら、このルールの適応を後悔しないか」
「その状況での対応はこれが【最善】か」
などを、もう少し考えることはできなかったか。
そして、それを考えられる人がいたとして、
それを言い出せない空気がなかったかどうか。
これは、ただのにわかファンの戯言で、
想像力の限界です。
でも、上記のような疑問を持って行動に移そうとする人が
埼玉WKにしかいないなんてことはないと信じたい。
中止になっていい試合なんてどこにもないといいながら
こんな大事になるまで、このことを考えるに至らなかった
自分にもすごく腹が立つけれど、
いい機会を頂いたと受け止めて、書き残します。
うみ
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