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【しんたびそこ橋】"日本一高い"バンジージャンプ「岐阜バンジー」@体験レポート
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肌身で体感せよ!
【体験回数】
1回
【体験日】
2022/9/18
【レポート】
2020年8月、この世にまたひとつモンスターバンジーがオープンした。
それが、岐阜県八百津町にあるブリッジバンジーの「岐阜バンジー」である。
(ブリッジバンジーとは読んで字のごとく、橋の上から行うバンジージャンプである。)
筆者は"いつか、いつかは飛びたい"と思っていたのだが、幸運にも中部地方の旅行の合間を縫って岐阜バンジーへの参加が叶った。
(同行して頂けた友達には感謝してもし足りない…。)
筆者はジェットコースターをスペックでは判断しないタイプなのだが、「バンジージャンプ」「フリーフォール」この2点だけはスペックがものを言う絶叫アクティビティである為、岐阜バンジーへの期待も高まる。
なんとその高さ
「脅威の215m」
である。
恐らく橋上から地上迄の高さではあるが、それを加味しても実際に飛んでいる高さは推定でも150m以上。
世界一高いジェットコースターである「Six Flags Great Adventure」という遊園地にある「Kingda Ka」というジェットコースターでも139mであるので、如何にこの岐阜バンジーのスケールが規格外なものかお分かり頂けたと思う。
正直な話、岐阜バンジーの前日にナガシマスパーランドへ遊びに行っていたのだが、その日の内容が入ってこないほど私は緊張していた。
そして、その日の夜は"お酒の力"を借り翌日の岐阜バンジーに備えて安眠(といえど、やはり緊張していました)したのであった。
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どれだけ心に余裕が無かったかが分かる
ちなみに私の大好きな遊園地のひとつである
当日、桑名駅前の東横インから車を走らせおおよそ2時間。
岐阜県に入り418号線を走らせて会場へと向かう。
山道を走らせどんどん登ってゆくが、車を走らせている時はそれほど高低差を感じなかった。
そして、しばらく走りトンネルを抜けた先には急に橋が見えた。
「しんたびそこ橋」
今回のバンジージャンプの会場である。
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岐阜県では有名な観光スポットであり、バンジー参加者以外にも多くの観光客で賑わっていた
しんたびそこ橋のパーキングに車を停め、バンジージャンプ参加のチェックインを行うため、すぐ近くにある「Bungy Japan」さんのバンへ入った。
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そこには、とても明るいスタッフさんが出迎えてくれて少し緊張がほぐれた。
どうやら1グループ5人までとの事で、自分達が案内されるまで20分ほど待機した。
(同じグループの方と雑談や意気込みなどを分かち合い、有意義な時間を過ごした)
別グループのバンジージャンプを遠くから見ていたのだが、高過ぎて正直これから飛ぶという実感は湧かなかった。
しかし、チェックインを行う際にタブレットで注意事項を読み"理解していただけたか?"というチェック及びサインを行うのだが、そこには
「万が一、死亡した場合」や「いかなる場合でも」
と言った不穏なワードが飛び交い再び緊張感が走る。
チェックインを終え近くのロッカーへ貴重品を預け、ウイングスーツなるものを着用する。
このウイングスーツを着用すると、どうやら若干落下時のスピードは落ちるが滞空時間が長く鳥の様に飛行する爽快な気分が味わえるという有り難いお品物だ。
(動物でいうムササビの様なものか)
ウイングスーツに着替え終わるとバンジーの飛び方や姿勢、落下し終えたら足元のロックの解除の方法などの講習が行われる。
(足元のロックが解除出来ないと、頭を下にしたまま吊り上げられるので体制的にツライからとの事)
それとGoProを腕の辺りに付けて撮影もしてくれるそうだ。何とも嬉しい。
そして、一通り講習が終わると運命のジャンプする順番の発表だ。
我々のグループ5人、ランダムで順番が決められる。
私は"3番手"だった。
正直、ファーストジャンパーでない事に少し安堵。
そこから、橋の中心へカサカサとウイングスーツの音をたてながらジャンプ台へと向かう。
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橋の中心に小さく見えるのがジャンプ台だ
遂にジャンプ台前へ到着。
なんとも無機質なジャンプ台だろう。
(あまりの無機質さにナガシマスパーランドやルスツリゾートに存在する名機「第一世代型のフリーフォール」を思い出してしまった)
しかし、無機質なジャンプ台とは裏腹に笑顔の素敵な外国人のスタッフが我々が飛ぶ為の準備を進めていた。
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いざ目の前にしてみると恐ろしい
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まだ実感が湧かない
1人目が案内された。
ジャンプ台の横にベンチの様な腰を掛けられる場所があり、そこで最終チェック及び器具の取り付け。
ジャンプ台先端へ着くやいなや「やべぇ!まじかよコレ!マジで死なないよね?」と飛ぶ前から大絶叫。
そんなに凄いのか…。
我々4人も会話がなく固唾を飲む。
そして、運命のカウントダウン。
外国人のスタッフが「いきましょう!5、4、3、2、1…Bungy!!!!!」とカウントを。
(しかも、コレがまた言うのが早い)
飛んだ!
ジャンプ台の下からは、とてつもない声が。
紐が伸び切り何秒、いや何分たったであろう。
ジャンプ台へ戻る為、巻き上げのワイヤーの音と共に1人目の「勇者」が無事生還した。
しかし、その顔には笑顔が。
立て続けに2人目が案内され、あんのてい大絶叫。
だが、その2人目にも笑顔が…!
しかし、私の手には気温の暑さではない恐怖での汗が滲み出ていた。
遂に私の順番が訪れた。
再度、体重計にて体重測定が行われ、いざジャンプ台へ。
ジャンプ台へ入る時に、ジャングルジムの様な鉄枠からくぐって入るのだが、そこで否が応でも下を見てしまう。
高い。
まさに、この一言に尽きる。
そこで最終のチェックと器具の取り付けを行った。
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ジャンプ台の右に見えるベンチのような所で最終チェックを行う
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本当にここから飛ぶのか…。
そして、ジャンプ台先端へ歩を進め歩く。
足が拘束されているので少しずつ…少しずつ歩く。
私の心臓からは、これまでにないくらいの心拍数を刻んでいた。
遂にジャンプ台へ立った。
彼女なし/アラサー/趣味は遊園地へ行く事、のこの私が岐阜の大地を前に今"日本一高いバンジージャンプ"を飛ぼうとしている。
正直、久しぶりに足がすくんだ。
しかし、間髪入れずにカウントダウン。
「いきましょう!5、4、3、2、1…Bungy!!!!!」
私は飛んだ。いや、ウイングスーツを広げ羽ばたいた。
一瞬、目の前に広がる景色「高すぎる…。」だが、その恐怖も一瞬にして爽快感へ切り替わる。
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手にも力が入る
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まだ紐は伸びきっていない
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しっかりと浮遊感・落下感も味わえる
私の数ある体験から飛んだ感覚としては「八景島シーパラダイス/ブルーフォール」と「富士急ハイランド/ええじゃないか」のファーストドロップを足して2で割った様な感覚だった。しかし何度も言うが"スケール"が大きすぎる。
だが…「最高に気持ち良い!」
この感覚に尽きるのではないだろうか。
筆者は様々なジェットコースターやフリーフォールを体験してきたが、「岐阜バンジー」の様な爽快感は未だかつて味わった事が無かった。
そして、紐が伸びきると自然と笑顔が。
足元のロックを外し、岐阜の大自然を眺めながら心地よい風にあおられジャンプ台へ「帰還」した。
最後まで爽快感があり続けた素晴らしいアクティビティだった。
ジャンプ台に生還した時に外国人のスタッフから一言
「Nice Bungy!!!」
とお褒めの言葉を頂けた。
(達成感と安堵感でとても嬉しかったのを覚えている)
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最後に同じグループの"仲間"達と写真を取り、GoProで録画されたムービーの入ったUSBを受け取り、賞状を受け取り「岐阜バンジー体験」は以上となる。
その後、遊園地ジャンキーな私は岐阜県「恵那峡ワンダーランド」へ向かったのであった。
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コレを見せると次回割引らしい!?
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シンプルだが、またそこが良い
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【まとめ】
最高のアクティビティを提供してくれた、「Bungy Japan」さんや「八百津町」の町の皆さまには感謝を!
飛ぶ前は怖すぎて俗に言う"ガクブル"状態だったのだが、意を決して飛んだら最高に気持ち良い体験が出来たので筆者は年に一回は是非訪れたいアクティビティだった。
確かにバンジージャンプは怖い。
だが、その恐怖に打ち勝ち得られた達成感、爽快感は何物にも代えがたい体験なので、まだ未体験な人は是非とも訪れて欲しい。
Thankyou Gifu Bungy.
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