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【ひらかたパーク】エルフ@乗車レポート
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エルフ
【累計乗車回数】
3回
【初乗車】
2023年11月4日
【レポート】
関西遠征2日目
筆者は次の目的地である遊園地を目指し、桑名市から少し遅めの出発で大阪は枚方市にある「ひらかたパーク」へ向かった。
この「ひらかたパーク」、関西人の間では休日に遊びに行くド定番スポットな事もあり、比較的にアトラクションの種類も多く敷地も広い。
当然、休日にはそれなりに待ち時間も発生する関西では人気の遊園地だ。
だが関東人にとっては比較的にローカルチックと言えようパークに何故わざわざ足を運んだのか?
しかも、お隣にある「USJ」では無く敢えて「ひらかたパーク」にだ。
その答えは園内に設置されている「エルフ」という木製のジェットコースターに乗りに行く為が一つの答えと言えよう。
日本では数少なくなってきた木製コースター。
今年「東武動物公園/レジーナⅡ」がリニューアルオープンしたものの、他の純粋な木製は「(九州)城島高原パーク/ジュピター」「(関西)/ひらかたパーク/エルフ」へ訪れないと乗車出来ない貴重なものとなった。
そして、日本にある木製コースターの最後の乗り残しとして、この「ひらかたパーク/エルフ」に白羽の矢が立ったのだ。
(※「城島高原パーク/ジュピター」は乗車済)
二つめの答えとしては、関西の遊園地の空気感を肌で味わいたいというものだ。
「USJ」では全国からゲストが集まるので、関西の遊園地・テーマパークに遊びに来た感は薄い。
だが、この「ひらかたパーク」では現地での関西遊園地の雰囲気やゲストの反応など、より濃い体験が出来るのではないかと思い遊びに行くことにしたのだ。
そんな事を考えながら車で走ること1時間半。
遂に「ひらかたパーク」へ到着した。
この「ひらかたパーク」の駐車場を利用すると、メインゲートとは真裏の"観覧車 スカイウォーカー"に比較的近い東入場ゲートから入場する事となった。
(直営駐車場は1日2000円と少々割高)
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早速、お目当ての「エルフ」へ向かった。
この木製コースターへアクセスする際に東入場ゲートから入園した場合だと、下記の写真の様な階段を登り降りする訳だが中々粋な感じでオシャレだ。
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勿論、別な場所からもアクセス可能
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よくある2階構造のタイプだ
また「エルフ」全体を見回せれる場所があり、レイアウト全体を見回してみると「東武動物公園/レジーナⅡ」「城島高原パーク/ジュピター」の2機種と比べ、かなり省スペースなレイアウトが特徴だ。
イメージとしては、米国のドローカルにある小さな木製コースターの様なイメージ。
(筆者はアメリカへの遊園地旅行はした事ないが、上記の様な想像をしてしまった)
そんな想像をしながら、Qラインに並んでいると気づいたら自分の番。
それでは前置きが長くなってしまったが、乗車レポートをしていこう。
車両は俗に言う「PTC車両」
過去「よみうりランド/ホワイトキャニオン」以外の木製コースター(「ホワイトサイクロン」「ジュピター」「レジーナ」「ASKA」「エルフ」)で使われていた非常にオーソドックスな車両だ。
▲"PTC"こと"Philadelphia Toboggan Coasters"の車両紹介リンク
ただ、車両のベルトのキャッチャーがプラスチックなのは私は初めて見た。
そんな乗り慣れた(?)車両へ乗車し「エルフ」は動き出した。
スタートすると右に旋回しながら巻き上げへ向かう。
ここで忘れかけていたカタカタとPTC車両独特の車両の揺れを感じ巻き上げへ到達。(この揺れだよコレ)
巻き上げ高さも約18mと、他の木製コースターと比べると低くあっという間に頂上へ到達した。
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このカクカクしたデザインの車両こそPTC(もしくはインタミン純正)車両である
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高さは約18mなので、そこまで高くない
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この日は赤車両と黄車両が確認できた
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1st Drop!!…と言っても、4~5m軽くドロップするだけのもの。
まずはジャブと言ったところで穏やかなドロップ。
だが、この1st Dropが結構間近で見られる場所があり写真映えは中々良いので是非一枚撮ることを私はおすすめしたい。
その後、右へ旋回しながら2nd Dropへ!!
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赤色と茶色のコントラストが美しい
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このアングルもヨシッ!!
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木製コースター特有のカタカタ感が襲う
2nd Drop
1st Dropでストックされたエネルギーを使いドロップするので、後ろの車両ではそこそこの落下感を味わうことが出来る。
(そのぶん木製コースターのガタピシ感はダイレクトに伝わる)
その後、またも右に旋回しながら3rd Dropへ。
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今更ながら「エルフ」のロゴがカッコ良い!!
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3rd Drop & 4th Drop
このドロップは2nd Dropと似たような落下感なのだが3rd Dropは木組みの間をすり抜けて走る、4th Dropは木と鉄骨の間を潜ってドロップする感じなど木製でしか味わえないスリルが特徴的だ。
(木製コースターはこうでなくっちゃ…!!)
しかしながら、4th Dropの突き上げ感、上昇時の角度変化が急で一瞬"ガツンッ!!"と強い衝撃が襲う。
その後、左へ旋回しキャメルバックへ向かう。
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キャメルバック~最終ドロップ
4th Dropでの速度を活かしキャメルバックを超えるが…ちょっぴり絶妙に浮かない。
(もしかしたら先頭車両では浮くかもしれない)
その後、木組みの中を右旋回で抜けながら最終ドロップへ。
この木組みの中を走る演出は非常に好きなのでGood!!
最終ドロップは、他の2nd~4th Dropに比べたら少々小ぶりだが、後ろの車両ではまぁまぁの落下感は味わえた。
そして、ブレーキが掛かり「エルフ」の体験は以上となる。
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体験お疲れ様でした。
【まとめ】
小さいながらもしっかりと木製感を味わえることが出来るコースター、それがこの「エルフ」だった。
確かに規模こそ「レジーナⅡ」「ジュピター」に大きく劣るが、国内で木製コースターに乗れるという意味では貴重なコースターだと思うので、是非末永く人々を楽しませてくれるよう応援したいと思った。
ナイトライドでは「レジーナⅡ」との比較ではあるが、遠くにビルの明かりなどが見えて割と都会的な印象だった。
この点も「レジーナⅡ」「ジュピター」とは大きく違う点だろう。
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特に音楽と連動して"点灯/点滅"を繰り返すショーは中々素敵だ
また、妄想話にはなるが過去「ホワイトサイクロン」~「白鯨」へのリニューアルを担当したRMC(Rocky Mountain Construction)によるリトラッキングがあった場合、この「エルフ」は規模に対して満足度の高いコースターへ仕上がりそうな筆者好みのジェットコースターへと変貌しそうなので、非現実的ではあるがレイアウトを頭で描くのも楽しみの一つだろう。
そして、冒頭で述べた関西遊園地感。
こちらも待ち時間にゲストの会話などを聞いていると、たまに漫才の様なやり取り聞き大阪感を筆者は楽しめたので、その点も満足している。
他に感じた関西感と言えば、やはり"食"だろう。
お好み焼き、たこ焼き筆頭に焼き飯など、関西人に合わせたラインナップが多く見かけられとても美味しかった。
最後に関西では有名な遊園地なので、この「ひらかたパーク」をキッカケにジェットコースターへ興味を持ってくれる人が増えることを願っている。
是非、関東の人達は「USJ」へ行くついででも構わないので、この「ひらかたパーク」にも一度足を運んで貰えればなと思う次第だ。
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Thankyou Hirakata Park.
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