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(データで見る)中野の2塁転向は守備面ではどう+になったのか。


(初投稿なので大目に見てください🙇‍♀️)

2023年岡田阪神は18年ぶりのARE(優勝)を見事決め、日本中の阪神ファンが歓喜に包まれた。
そして優勝を決めたひとつの要因として「中野の2塁コンバート」が挙げられる。
その中野の2塁コンバートはどのように阪神に+をもたらしたのか。
データで見ていこうと思います。(データは9/15時点)


【UZRの変化】

2022年の阪神のセカンドのUZR一覧(上から高い順)

小幡竜平 1.0 (172 2/3イニ)
北條史也 0.3 (1イニ)
高寺望夢 0.0 (55イニ)
山本泰寛 -0.2 (344イニ)
佐藤輝明 -0.3 (2イニ)
熊谷敬宥 -1.8 (72イニ)
植田海 -1.9 (61 1/3イニ)
木浪聖也 -2.0 (160 1/3イニ)
糸原健斗 -8.1 (412 2/3)

合計 -13.0

去年は攻守ともに飛び抜けた選手がいなくセカンドが中々固定できずに守備でも大幅な-をたたき出しています。
では今年のセカンドのUZRを見てみましょう。

2023 阪神 セカンド UZR

中野拓夢 4.2 (1161 1/3イニ)

今年は中野がフルイニング出場しており1人で4.2と甲子園本拠地にしてる内野手にしてはかなりの高指標をたたき出しています。
そして去年比は +17.2
守備面ではセカンドは大幅に改善されていることがわかります。

しかし中野がショートでなくなったことで中野が以前まで守っていたショートの守備はどうなったのか。
それも見ていこうと思います。

2022 阪神 ショート UZR 一覧

木浪聖也 1.2 (48 2/3イニ)
中野拓夢 1.1 (1205 1/3イニ)
小幡竜平 0.2 (5イニ)
植田海 0.0 (1イニ)
山本泰寛 -1.4 (21イニ)

合計 +1.1  

セカンドと違ってこちらは比較的みんな安定しており合計は+となっていました。
では今年のショートのUZRを見てみましょう。

2023 阪神 ショート UZR

木浪聖也 1.3 (1010 2/3)
小幡竜平 0.1 (150 2/3)

合計 +1.4

去年ショートで+だった木浪が変わらず+、若手の小幡も+をたたきだして去年比は+0.3でした。

セカンドは去年からUZRが+17.2
ショートは去年からUZRが+0.3
合計で二遊間で+17.5もの+がうまれたことがわかりました。

このことから守備面では中野のセカンドコンバートは大成功であることがわかります。、

ただ中野選手はここまでフル出場、それによって去年のように若手に出場機会を与えられる機会が減っているということもあります。中野選手は最多安打がかかっていることもあり、中々スタメンから外したり途中交代できない状況ではありますが、中野の後継者を作るという面でも個人的には二軍でセカンドUZR9.5、打撃でも好調の遠藤成選手を試してほしいですね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。初投稿ということもあり読みにくいところか多々あると思いますがご了承ください…



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