出身地イメージから見る創造営2021の学員についてと時々脱線する話
創造営2021の初回配信からずいぶん時間は経ったものの、気持ちは相変わらず中国に飛んでいます。
番組開始当初は「中国語の勉強のために見るんだからね」とちょっとクールに距離をとっていたはずが程なく沼落ち、あれほど一緒に泣いたり笑ったりメロメロにされるとは思いもしませんでした……
さて、本題です。
中国には南北や省によって人の容姿や性格のイメージがあります。
もちろんそれはステレオタイプで個人によって千差万別、必ずしも当てはまる訳ではないのですが、そのイメージを通して創造営2021を見ていると「なるほど分かるわー」とか「全然違うじゃん!」みたいなひとりツッコミができてそれはそれで違う楽しみ方ができました。
さすがに全ての学員・省に触れることはできないのでごく一部を抜粋してみます。
北か?南か?
まずは単純に北方の出身か?南方の出身か?という観点。
一般的に北は背が高く体格が良くて男らしい、南は比較的背が小さいと言われていました。
北方の出身者といえば韩佩泉・张嘉元・周可宇・代少冬・张腾・于洋・李洛尔・李嘉祥・李沛洋・范臻尔など。
見た目は確かに背が高かったり体格がよかったりで男らしい雰囲気はありますが、実際はおしゃべりで面白くてとっても可愛い。
意外だったのは南方出身の学員達。
勝手ながら南方の男性はかわいらしいイメージだったのがAK刘彰・俞更寅・罗言・陈瑞丰などみんな背が高くてカッコいい!
そもそも中国全土はたまた世界中からオーディションで選ばれた精鋭に身長のどうこうは関係なくて当たり前なのですが、そこはギャップとして嬉しいスパイスだったし、それ以外の学員も実際に会うと脳がバグるくらい背が高くてカッコいいと聞いて上の方を見てはニヤニヤしていました。
身長のことは書いていいものかどうか正直迷いましたが、私の肌感覚において中国の身長問題は日本人が思うより人生に遥かに重要な場合もあり、その割に地方の病院で身長を測ったら日本で測った時より4cmも高かった経験もあるのでwそこのところの正確さはあまり気にしちゃいけないんだと思うことにしています。
次は○○省のイメージです。
浙江省
実は番組を見始めて一番最初に気になったのは谢兴阳の中華ラップ。
ラップの中に出てくる楼外楼は杭州の老舗レストランで私も一度行ったことがあり、まるで同郷が出演しているような気分になり応援したくなってしまったのでした。
杭州は南宋の都で昔から芸術や文化の街。
それが兴阳が中華ラップを披露しようと考えたところに現れていた気がします。
あれで朗々と吟じられたら、言葉が分からない海外の学員もそれはそれは素敵だと感じたと思いますが……通訳さんだって翻訳しようにも詩的な内容は下調べなしでは無理があります。仕方ないです、誰も悪くはないんです。
そもそも、兴阳の良さはああいうところです!
他にも肖力桓・张星特・叶皓然・何懿峻・徐圣兹が浙江人です。
山西省
薛八一は山西省の出身。
私も一時期住んでましたが、あんな妖精(日本語の方のね)のようなイケメンいた?……ウソだ!(?)と思うほど乾燥した地域なので、なめらかな陶器のような美肌は奇跡。
真面目で純朴な性格は正に山西人と言えます!
ただし「男は男らしく」という考えも根強いので、あの甘えん坊で可愛らしいところはちょっと意外でした。
安徽省
刘宇は以前、抖音の漢服ダンス動画で見ていたので「あの子が出てる!」とめちゃくちゃ感動。当時から別格のオーラでした。
安徽省は有名なお茶の産地で、私が中国茶で一番好きな太平猴魁もここが原産。
味も力強く香りも高いし、ひとふりの刀のように大きく長い茶葉がお湯の中で優雅に揺れるのが刘宇を彷彿とさせるのよね!と勝手に重ねていました。
なので刘宇の家に山があり、茶摘みができるというのは意外とすんなり納得できたのです。
张璋も安徽人です。
貴州省
伯远の出身地。
貴州省はとにかく辛いものを食べる地域ということしか分からないのですが、先日業務スーパーで手に入れた貴州省産の具入りラー油『老干爹』(老干妈ではない)が少量でも結構な辛さなのは驚きました。
試しにこのラー油で伯式炒飯を作ってみましたが……おぉ?オレンジ色の全くの別物ができあがりました。
伯厨师が使ってたのは生っぽい刻み唐辛子だったので当然ですね……
とにかく辛いのは間違いないです。
大島日記の手作り激辛チャーハンを食べさせられた学員達はなかなか大変だったろうと察しました。
とにかく初舞台で日本の推し三浦大知の曲を歌ってくれたので嬉しかった!ありがとう感謝です!
重慶市・四川省
もともと重慶・四川は美人の宝庫と言われていて、坂道が多い事から自然と身体が鍛えられてスタイルが良い人が多いと評判の地域。
学員の出身地で多い順だと、No.1が重慶、No.2が四川、さすがです!
オスカー・吴宇恒・林墨・何屹繁・陈瑞丰・刘唐辉など揃いも揃った美形だらけですが、中でも吴海はTop of Topと言っても過言ではない美しさだと思いました。
これはもう納得するしかありません。
ほかには曹左・任胤蓬・罗言・徐紹岚・李政庭・韦语节・李家豪が重慶人。
曾涵江・刘严冬季・屈柏宇・贵尚奇が四川人。
内モンゴル
私の最推し、张欣尧。
BelieverでのSexyパワー爆裂なステージから、ずっと目が離せない存在。
あれからいろいろ調べましたが私が持っていた内モンゴルのイメージとは全然違って、彼はけっこう「東北人」の性質が強いことがわかりました。
実のところ、東北3省+内モンゴル東部は文化的にひとくくりにして良い説あるらしい。
で、兄貴ファンに怒られるのを覚悟で書きますが、兄貴が外見がカッコ良すぎるからそれほど気にならないけど男らしさを意識するあまり思考や行動が(良い意味で)北東人のおじさんっぽい気がしてならない……
咳払いがいきなり超低音。
ちょいワルな役への憧れ。
兄貴風吹かしがち。
実際、おじさんに可愛がられるタイプです。
しかし普段は引っ込み思案でマイナス思考ぎみの兄貴だから、そんな強くてたくましい東北人のおじさん達に憧れてんのかなーとか想像してしまうのです。だとしたら可愛すぎ。
日本 福岡
純粋に可愛いのにダンスは力強い原部凌くん。
彼の出身は九州福岡。
九州といえば九州男児!
外見の可愛さとは裏腹に、SNSで来た出演依頼に飛び込む果敢さ、通訳を付けない度胸、泣いてしまったこともあるけれど、その理由は女孩メンバーへの想いからなど、当時17歳の幼さの影に見え隠れする男らしさが魅力でした。
何より、初めての舞台があんなに巨大だったのに笑顔を絶やさずバキバキに踊り可愛さも余すところなく出しつつ、歌もしっかり歌ってのけたなんて……
漢、ぶりんの将来には期待しかないです。
知ったかぶりして書いてきましたが、あくまで私個人のイメージでしかないので、間違っていたらごめんなさい!
まだまだ中国は広いし、愛すべき学員たちは大勢いるので書ききれないことばかりです。
早く自由に中国に行けるようになって、リアルに学員に会ったり、旅行したり、聖地巡礼したいですね。
長文、読んでいただきありがとうございました。
(もしまだ気力があったら、他の学員と出身地についてもいつか書いてみたいと思います)
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