麻布中学校の2024年度国語入試｜本の紹介

麻布中学校の2024年度国語入試で使用された本と
著者、他の作品を紹介します！

真下みこと「やさしいの書き方」（小説宝石 2023年 09 月号）

出版社 ‏ : ‎ 光文社 (2023/8/22)

小説宝石 2023年 09 月号

著者紹介

真下みこと
1997年生まれ。2019年『#柚莉愛とかくれんぼ』で第61回メフィスト賞を受賞。2020年同著でデビュー。その他の著書に『あさひは失敗しない』『茜さす日に嘘を隠して』。

著者の他の本紹介

「＃柚莉愛とかくれんぼ (講談社文庫)」
出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2021/11/16)

＃柚莉愛とかくれんぼ (講談社文庫)

ネット炎上――

誰もが当事者になりうる戦慄のＳＮＳサスペンス！
第61回メフィスト賞受賞作、ついに文庫化！

３人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。
メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。

ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がＳNＳで広がっていく。

騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい――。

「わたしの結び目」
出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2023/4/5)

わたしの結び目

自殺なんかじゃない。あの子を殺したのはわたしなんだよ。

学校生活だけがすべてだったあの頃の青さと硬さが、痛い。
気鋭の作家が描く「女の子同士の友情」。

転校生の里香は、クラスで浮いていた彩名と仲良くなるが、徐々に彼女の束縛がエスカレートする。彩名の親友が事故死したことを知った里香が死の真相を探るうち、「あの子を殺したのはわたしなんだ」と彩名に告白される。それを境に、持ち物がなくなったり、机に花瓶が置かれたり、不穏な出来事が里香に続く。「あの子の時と同じだ」と噂するクラスメイトたち。なぜ彩名は里香を追い詰めるのだろうか――。