今日、障がいのあるお子さんのお母さんお父さんになったあなたへ
あなたと同じ「今日」を10数年前に過ごした、障害児子育て応援隊長のちゅうです。はじめまして。
障がい者支援の老舗(株)ゼネラルパートナーズに、子供の出生がきっかけで転職し10年ほど仕事をしていました。今のあなたが今後少しでも前向きになれる手伝いができたらとnoteで情報を発信しているのですが、私がそうであったように急に前向きになれるはずもないし、それはかえって不自然で無理があると思っています。
ですので、こちらの記事をなんとか読んでもらったら暫くは心身を休めて下さい(もちろん私の他のnoteも積極的に読み進める必要はないです)。
お子さんの障がいが急に目の前に現れた場合と、事前に障がいがある(あるかもしれない)・障がいを負うだろうことがわかっていた場合。あなたがどちらかによっても、今の気持ちは大きく違うと思います。
また、お母さんであれば出産という生死をかけたイベントを乗り越えた事、お父さんであれば急にスマホに連絡があり、会社を飛び出して出産の立ち合い・手術の付き添いをした方もいるかもしれません。もしくは、事故にあわれて中途障害にお子さんがなられたのであれば、事故の知らせを聞いてから今までの急激すぎる時のながれを過ごされているのだと思います。
私がそうであったように、目の前で起こっている事が本当におこった事なのかも曖昧で、夢の中にいるような感覚かもしれません。
この記事では3つだけ伝えたい事があります。
あなたにそれが最適解ではないかもしれません、でも私が振り返ってあの時こうしてたら良かったな、こうしてたのは良かったなという事です。少しでも今のあなたの役にたったらと思います。
①自分を休ませるという事を最優先、大切にする。
お子さんはもちろん大切な存在です。でもお子さんをこれから育てるにしても、支えるにしても、あなた自身が一番大切です。
今は自分が頑張らなくてはと、スイッチが入りあれもこれもやろうと思われているかもしれません。ですが、お子様の名前を決める、付き添いをする、治療・手術の方針を決めるなど、避けては通れない事だけで今は本当に十分です。避けては通れない事をやりながらも、自分を積極的に休ませる(ボーっとする、眠る)という事を最優先意識してあげてください。
もし眠れないのであれば、遠慮せずお医者さんに相談して睡眠導入剤などを処方してもらうのも良いと思います。あなたを休ませられるのはあなたしかいません、あなた自身をいたわってあげてください。
②悩みや考えがぐるぐる頭を回りだして逃れられなくなったら文字に書き出す。
私もそうだったのですが、過去の事やこれからの事があたまをぐるぐるとまわりだし、頭が一杯で溢れそうになっているかもしれません。
人間は1つの事しか考えられないという脳の特性があるので、何か別の事に集中をする事でぐるぐると考えがめぐることをその時間だけストップさせる事ができます。
また、集中できる事が思いつかないのであれば、是非今の気持ちや今まで過ごした出来事を文字に書き出してください。文字にする事で不思議と気持ちが落ち着きますし、文字にしている最中はその作業に集中できるので、あたまのぐるぐるを止める事ができます。
③もし誰かと話せる気力があるのであれば、あなたの気持ちを話してみる。
文字に書き出すのと同様に、悩みや考えを吐き出す事によって、気持ちが楽になったり、気持ちが整理される事があります。自分以外にも子供を助けてくれる人がいることにも気づけるかもしれません。ただ①②と比較すると今のあなたには少しハードルが高いかもしれません、無理のない範囲で試してください。
それとこれは話を聞いてくれる相手の方にはとても申し訳ないのですが、温かい言葉はもちろんあなたの心を安らげてくれるものであり、すっと心にしみこんでいくと思いますが、一方アドバイスのようなものについては、今のあなたにはそれを咀嚼して受け取るのがきっとしんどいです(しんどいと思っていなくてもきっと疲れが蓄積します)。
ですので、感謝の気持ちはもちろん抱くとして、内容をしっかりと受け取る必要はありません。もう少し時がたった時にあらためて同じアドバイスをきっと嫌な顔せずにしてくれるはずです。焦らなくて大丈夫です。
・・・・これら3点が今のあなたにお伝えしたい事です。
あなたに余裕が少しでてきて、前向きになりたいなと思う時期がきたら、またnoteでお会いできたら嬉しいです。その時のあなたに役立てるような記事をたくさん用意しておきますね。