私の場合 障害児のお父さん歴1日目前半

こんばんは、障害児子育て応援隊長のちゅうです。(元障がい者総合研究所の所長・・・子育て以外の方が詳しいような・・・。)

10年以上前の事です。

私は子供の出産には毎回立ち会うようにしているのですが、その時は初めての子の出産立ち会いでした。我が子が生まれた時の医師や看護師の雰囲気の違和感、子供の顔や体の様子をみてこれは、「何かあるな」と感じました。

妻は必死に子供を産んでくれた直後だった事もあり、直後医師にお父さんちょっと来てくださいと声がけをされました。

生まれてきた我が子には、当時素人であった私でもすぐに障がいがあるという事がわかりました。その時の気持ちは、リアリティーの欠けたリアルという感じで色彩が全体的に白みががって薄れるような感覚でした。

ただ一番最初に自分がこの事実を受け取ったというある種の責任感からか、生まれ持ってのネガティブ思考が(こういう事も可能性としては0ではないという心の準備があったのかもしれないです。)功を制して、取り乱す事はなく、妻や両親に子供の状況をたんたんと自分の言葉で伝えた事を覚えています。

周囲のベビーベッドには今日や昨日生まれた障がいのないと思われるあかちゃんを取り囲む両親やそのおじいちゃんおばあちゃんの笑顔。何も悪い事はしていないのに、保育器の中の我が子と2人、なぜか居心地の悪さを覚えていました。

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