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ご機嫌でいるために

いい年した大人になるまで本当に気づかなかったのですが、自分は結構なマイナス磁場のひどい言葉ばかり、思いついたり、発言したりしていました。

なぜ、それに気がつけたかというと、第三者、自分以外の人たちの、様々な考え方や物事の捉え方に触れたからです。

超ポジティブな人、超ネガティブな人、率先して意見を言う人、思いつきだけで生きてる人、適当な人、思慮深い人、思うところはあるのに自分の意見は一切言わない人、他人の意見に流されまくる人、自分が一番正しいと思っている人、頑固な人、柔和な人、十人十色の様々な人と話し、その考えや思想に触れることで『あ、自分、すごくマイナスな言葉ばかり思いついてしまうんだ』と気づくことができました。

若い頃は、超ポジティブな人や、率先して意見を言う人、直感で生きる人など、前向きな雰囲気を感じる人たちの意見を聞いては『怪しい』と思っていました。
『何でそんなに能天気でいられるんだろう』と、ちょっとバカにしていたかもしれません。

世の中は不公平で、良いことばかり起こらない。
最悪を想定して動かないと、バカをみる。
「きちんと」していないと、「きちんと」した人生を歩めない。

正月、実家に帰って、親の言動に『あぁこれだったか』と思いました。
親が発言する言葉、思想、すべてがマイナスで、偏っている。
小さい頃から、念仏のように耳元で唱えられ続けた、他人の目ばかり気にしている人、自分が認めない人を異端者と勝手に排除しようとする人からの呪縛を、結構な大人になって気づき、愕然としました。
親のせいにすれば簡単ですが、バカみたいにそれを大人になっても素直に信じ続けて、実行していたのは自分。

自分の頭で、物事を考える。
親から与えられたことが、すべてでは、ない。
自分の人生、自分の頭と身体と言葉で生きる
それが重要な人生のミッションなのだと、遅まきながら思い至りまして、現在少しずつですが、軌道修正中です。
1人では気づけないことでも、様々な人たち、年齢性別関係なく、良い人からも悪い人からも得られるインスピレーションを糧に。

自分もご機嫌に
周囲もご機嫌に
それが、今の私の最重要課題です。
いかに自分を楽しませるか、面白がるか。

どうせなら、面白おかしく、笑って生きていきたい。
そんなことを思う昨今です。

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