6月30日
毎年、この日が来ると思い出すライブがあります。
1993年6月30日、ユニコーンの4946ツアー日本武道館3days最終日の公演です。
まだ若く、いろいろわかってない時期でしたけど、猛烈に「この人たちをこうして見るのは、今日が最後なんだな」という想いが強く、最初から最後まで、目に焼き付けるぞ、と、ものすごい熱量で見たライブでした。
ライブのセトリも、もう、なんだこれ?とゆーベスト盤的なライブで、なんかもう、もう、たまらなくなったのを覚えています。
その後、彼らは解散しましたけど、また復活して、新たな曲を届けてくれています。
けど、あの学生時代に毎日曲を聞いて、毎日ラジオチェックして、毎日友達と話題にしてた熱量というのは、もうあの時だけのものなのだなぁと、懐かしくもあります。
最後の最後、アンコールの「すばらしい日々」で号泣しすぎて、どうやって会場を出たかも、よく覚えていません。
そんな想いを思い出す、超個人的な、年に一度の日です。
たぶん、死ぬまで、毎年、こうなんだろうなぁ。
※追記(後日)
当時の状況、何も説明しないままオモイノタケを書きなぐってしまいましたが、このライブ当日には、まだ解散発表されておりませんでした。
ただ、ツアー前のアルバム制作中にリーダー川西さんが脱退した時点で、このツアー自体、行われるか危ぶまれていたことは覚えています。
ツアーが開催され、これで、たぶん、すべて終わらせるつもりなんだろうな、というのが、当時のファンの間で、実しやかにささやかれていたのです。そういう想いで見るライブというのが、後にも先にも、このライブが最初で最後でした。(バンドが解散を発表してからのラストライブ、というのは、いくつかありましたが)
尚、彼らはツアー終了後すぐの9月、ANN特番を最後に、解散しています。
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