見出し画像

珍しい名字

皆様こんにちは。制作部の新保です。

本日は“珍しい名字なのに”のお話をいたします。

私は新保大輔と申します。
どうでしょうか、皆さんの周りには新保さんは
いらっしゃいますでしょうか。
東京に生まれて40年近く経ちますが、私は家族・親戚以外の
新保さんに“直接”お会いしたことはありません。
結構珍しい名字なのかもしれません。

外出自粛期間中は特にすることもなく、
家でごろごろするばかりだったのですが
NHKで【日本人のおなまえっ!】という番組を見て
自分の名字について気になったのでネットで調べてみました。

サイトにより前後はありますがおおよそ全国順位が1,000位程度。
全国人数は18,000人ほどいらっしゃるようです。

1位の佐藤さんが約1,900,000人、
2位の鈴木さんが約1,800,000人、
3位の高橋さんが約1,400,000人、
以下、田中さん、伊藤さん、渡辺さん、山本さん、中村さん、小林さん、
加藤さん…と続きますが確かにメジャーな名字ばかり。
それに比べてみるとなかなかのレア感がありそうです。

では、その新保さんがどこに多くいらっしゃるのかを調べてみます。

1位 新潟県(約4,500人)
2位 北海道(約1,900人)
3位 東京都(約1,700人)
4位 石川県(約1,400人)
5位 神奈川県(約1,000人) となるそうです。

なるほど。
新潟県がトップですが東京にも結構いるようです。
とはいえ、1,700人ですが。
東京の人口が約1,400万人ですので約8,235人にひとりの計算です。
なかなかのレア感です。

さて、ここで名字の由来について調べてみます。
同じサイトを調べてみるとそれが書かれています。

『米沢藩の士族にこの氏みられる。 語源は、新設の保。新しい土地、
新しい小村からきている。「保」は古代土地制度の小区画の意味。』

なるほど、なるほど。
父親に聞いたことのある『先祖を遡ると上杉家の家臣に行き着く』というのもまんざら嘘ではなさそうです。
そこで今度は私の家のルーツを調べてみます。これはインターネットで
調べても出て来ませんので家系図を探します。

画像1


6代前、およそ200年前まで遡ることができました。
八郎の代までは新潟県上越市にいた事が分かっています。
なるほど、なるほど、なるほど。
新潟県に新保さんが多いという話も納得です。

次に新保の読み方です。
私の名字は(しんぼ)と発音しますが、調べてみると他にもたくさんの
読み方があるようです。

しんぽ、にいぼ、にいほ、しんほ、しんぼう、しんぽう、じんほ、じんぼ、
じんぽ、あらぼ、あらほ、あらやす、しんもち、しんやす、にいやす、にいぽ。

(しんぼ)からしてみるとにわかには信じられないものもあるのですが、
これだけの読み方があるようです。

確かに、ぴたりと(しんぼ)と発音してもらえることは少なく、
上記のとおり(じんぼ)(しんほ)(しんぽ)このあたりが
私的にレギュラーです。
間違われることには慣れているのですが「にいたもさんのお宅ですか?」と思わず笑ってしまうようなことも一度ありました。
珍しいだけでなく読み方も難解なようです。

ここまで新保について色々と調べてみましたが、なかなかのレア度と、
読みの多さはお分かりいただけたかと思います。

そして、ようやく話の本筋に向かいます。
以前、マンションに住んでいた頃のお話です。それは6階建、50世帯ほどの家族が住む建物です。

ネット通販で購入したものが予定時間を過ぎても届かないことが
ありました。
配送終了時刻の21時を過ぎても届かない。しかし、ネットで配送記録を見てみると【完了】となっているので配送業者に電話確認。
「配送完了となっていますが、荷物が届いていません。」
『さきほど確かに届けた。女性に受け取ってもらった。』と
ドライバーさん。
妻に確認しても『受け取っていない。』らしく、私の荷物はどこに
行ってしまったのでしょうか。
すると改めてドライバーさんから電話があり『新保さん5階ですよね?』と言うので「いえ、6階です。601号室です。」と答えると
『すみません!他のお宅に届けたかもしれません!今から取り戻してくるのでお待ちください!』と平謝り。

しばらく待つとドライバーさんが荷物を届けてくれました。
目当てのものです。

ド『すみません!間違えて違うお宅に他の荷物と一緒に届けて
しまいました。』
新「いえいえ、ちゃんと届いて良かったです。どのお宅に持って
行ったのですか?」
ド『5階の新保(しんぼ)さんのお宅です。』
新「!?!?!?」
ド『5階にも新保(しんぼ)さんという方がいらっしゃるんですよ。』
新「そうなんですね。結構珍しい名字なので同じマンションにいらっしゃるのはびっくりです。」
新「…でも、下の名前見たら分かるでしょ。ご家族も受け取らないと
思いますけど。」
ド『いえ、新保大輔(しんぼだいすけ)さんなんです。5階の方も…』

画像2

東京に1,700人しかいない新保(しんぼ)さんが同じマンションに2世帯。
しかも、同姓同名が2人。
ということで以上、“珍しい名字なのに”でした。

まあ、後半部分はどうでもいいのですが
外出自粛期間が長かったこともあり普段調べないこと、
自分の家のルーツだったり家系図なんかも探してみたりと
貴重な体験ができたかなと思います。

皆様は外出自粛期間中はどういった過ごし方をされましたでしょうか。
今後のお休みの日にはご自身のルーツを探ってみるのも面白いかも
しれません。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?