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『月まで三キロ』:伊与原新

人と人との出会い。それは唐突で、偶然で、思いがけない「対話」の始まりになる。もちろん「対話」は言葉を交わすだけに限られない。同じ時間を共有することが、「対話」の本質的な基礎を成している。時に、誰かを思いとどまらせ、時に、誰かを後押しをする。そんな、契機としての出会いを素朴に描き出しているストーリーが詰まった短編集です。

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