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JumpHackを左右反転レバーレス化してスト6クラシックに挑戦

碧井工房JumpHackシリーズの基板系のデータ作成の手伝いをしているDです。03のデータを開発中に引き継いで仕上げました。ここにはスト6についてのメモや、碧井工房での開発系のネタを記事にしていきます。よろしくお願いします。

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以下スト6のプレイついて淡々と記していく。

スト6が上手くなりたい。ならばその過程をメモした方が上達が早いだろうというのがこれを記す理由である。

格闘ゲームとの縁は薄くて思い返してみれば自分で格闘ゲームを購入したことは一度もない。唯一の体験として、高校生の時にスト2がゲーセンに登場し、そのとき何度かゲーセンに足を運んでプレイした程度である。リュウを使ってCPUのキャラ3人に勝てるか勝てないか程度の実力だったと記憶している。

レバーレス開発を手伝ったり、CRカップを観たりしているうちにスト6をプレイしてみたくなってきた。それで去年の秋にスト6をプレイし始めた。今はモダンケンでゴールド。

先日、03基板の右上部分にメニューボタンをレイアウトして欲しいとの相談が。早速PCBエディタを開いて03のレイアウトを眺めつつ設計を考え始めたのだが、これが一筋縄にいかないことがわかった。右上は左側に比べて余白が少ない。ここにメニュー系のキースイッチを埋め込むとまず基板を固定するネジが干渉してしまう。さらにストロークを詰めるアクリルパーツが今の形のままだとおそらくは取り付け不可能になる。簡単にはボタンを移動できないことがわかった。

メニューボタンを移動させる必要は本当にあるのか。もし移動させるならどこがいいのか。よくわからない。ならばスト6をもっと理解したい。クラシック操作も体験してみたい。

クラシックのリュウに挑戦してみよう。33年前にゲーセンで遊んだリュウを今一度使ってみたい。リュウには不思議と今でも愛着があるのだ。

当時は昇龍拳が出せなかったがレバーレスを使えばそこは容易であろう。世の中便利になったものじゃ(DQ2より)。

クラシック操作に挑戦するにあたり特殊なレバーレスを一台組んでもらった。ボタン配列を左右反転させた特注レバーレスだ。こういうカスタムを行うにはJumpHack01が大変便利で、頭の中で基板をひっくり返せばそれが組めるはずと思った。ただしそのままではひっくり返した基板を取り付けることはできないが、メニューボタンと基板の間にナットを一枚かませば干渉を回避できるはずなのだ。

作ってもらったのがこれ。

左右反転したレバーレス

無理やり逆向きに基板を取り付けているので基板の一部が外部に飛び出してはいるがスト6をプレイするには十分だ。本格的に使うのなら専用の基板を起こせばいい。

左右反転レイアウトのボタン配置についての最適解が全くわからないのでベースとなる天板はボタン穴が最も多い01のTypeE。使用しない穴はメカクシキャップで埋めておけば良かろう。これならボタンはいつでも簡単に移動できる。

かねてからレバーレスはそのボタンレイアウトを左右反転させた方が使いやすいのではないかと思っていたのでその検証でもある。反転させる理由は、方向キーの方がシビアな操作を必要とするのではないかと考えているからだ。

今日からこれでスト6をプレイする。まずはランクマ認定戦をやりそして移動操作と昇龍拳コマンドを練習したい。ここではその過程を記録していく。

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