1000文字小説企画した経緯


弊社の立ち上げはコロナ禍の始まった2020年、作品を世に送り出したい作家を応援することを目的としていました。小さな小さな出版社です。

そのため、コロナ禍において出版業として何が出来るのか、ということを常に念頭に置いてきました。

現在、コロナ禍は一定の落ち着きを見せましたが、人生においていつ何が起こるか分からないということを深く実感しました。だから、そんな先の見えにくい世の中で何か楽しい思い出を作っていただきたい。そのような考えで立ち上げた企画です。
今、私たちが生きる社会は高度に情報技術が発展しています。この企画をSNSで募集したら、多くの世代の方々に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

本は元来、とても面白くて楽しいものです。
読んで役に立ち、現代を生きる私たちが先達を思い出すきっかけになります。そんな本を、小説を通してあなたも書いてみませんか。

この企画、元々は今のようにあらゆる世代に向けたものではなく、コロナ禍で思うように青春を謳歌できない高校生のために生まれました。ですから、ポスターにもセーラー服の生徒が出てきます。
前途ある高校生たちが鬱々と過ごすよりも、自粛期間に本に触れ、執筆を通して何かを残す思い出にしてもらえたら。それが私たちの願いでした。

今、弊社の取り組みはSNSでの認知度の拡大と共に広がっております。先の企画である『開かれた窓』では多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございます。
ですから、今度は高校生だけでなくあらゆる世代の方々に、執筆者として参加していただきたい。
それも、さらりと読むことが出来て、小説って面白いじゃないかと再認識していただけるきっかけになるような小説を。

また、応募作品のうち、何点かを取り上げて世間に向けて公開します。執筆者でない方も、「面白い!」「自分にとって大切だ」、そんな作品が見つかる可能性を秘めています。

色々な先生の、大切な作品をお預かりいたします。
弊社では、弊社での出版経験にかかわらず、作品を作り出す全ての作家さんを『先生』とお呼びしています。

問い合わせくださいました、多くの先生方。
ご興味、ご関心をお寄せいただきありがとうございます。

【お願い事】
お問い合わせいただいた内容につきましては、参加要項に記載のある事柄については解答を控えさせていただきます。
参加要項をご一読の上で、ご不明点がございましたらご質問ください。

また、初対面の方から欠礼にあたるお声がけをいただくこともあり、広報担当者が困惑しております。
そのようなお声がけには対応が出来ないこともございますので、ご了承ください。

【最後に】
大盛況となりました弊社の企画ですが、最初の頃は応募された先生方がお二人だけで、企画の実施は不可能かもしれないと思いました。
しかし、このように沢山の方々にご連絡をいただき、また温かいお言葉を賜りまして大変嬉しく思っております。
誠にありがとうございます。


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