お詫びと訂正

蝶尾出版社です。
弊社の9月20日から9月22日にかけてのAI生成のイラストに関する発言に関して、不用意な発言がありました。
関係者の皆様、読者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

このたび、改めて社内で生成AIによるイラストに関して協議を行い、生成AIの現状と弊社の方針に関して、以下のように確認いたしました。
蝶尾出版社の基本的な姿勢と考えていただきますよう、お願い申し上げます。

・生成AIイラストは、技術面において現段階では発展途上であること。
・利用者における倫理やリテラシー育成の観点においても、議論が十分に尽くされていないこと。
・現状では既存技術を用いたクリエイターの作品や権利を保護し、また社として尊重することは、企業倫理の面から当然であること。
・既存の技術で制作された(生成AIを用いない)作品を尊重し、著作者の権利等を一切侵害せずに、現段階の生成AIイラストを利活用することには限界があること。
・弊社の重視する企業倫理の面から、生成AIを用いた作品からは現時点では距離を置くことが妥当であること。

生成AIによるイラスト技術は、近年急速に発展を遂げた技術です。
使用する上で必要な法制度の整備や、利活用する上での倫理・マナーといった部分における議論は、これから十分になされるべきと考えております。

現時点での判断となりますが、弊社ではデジタル技術を活用して制作されたイラストの著作者に対し、社内での協議を進めた上で、提供作品に生成AIを使用しないことを求める契約を締結するよう、依頼していく予定です。
また、生成AIの制作者によるスクレイピング等の学習に作品を利用されないよう、弊社で可能な技術的対策を調査し、実行していくことをお約束いたします。

弊社は今後、上記の運用を徹底して参りますため、なにとぞご理解、ご了承いただけますよう、お願い申し上げます。
最後に繰り返しとなりますが、今回の件でご心配、ご迷惑をおかけした皆様には、重ねてお詫びを申し上げます。

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