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YKKAP 業界初の高窓・収納網戸の操作ひもをループレス化について

こんにちは。

ブラインドコーディネーターのとみりんです。

かんたんに自己紹介すると

ブラインドメーカーで10年営業してます。

そのなかで得られる知識や業界情報を

noteに書いてます。

今回はこの記事についてご紹介です。



YKKAP 業界初の高窓・収納網戸の操作ひもをループレス化

https://www.ykkap.co.jp/



□4月より切替開始

YKKAP(株)は、

高窓用オペレーターや

上げ下げロール網戸に使用されている

「操作ひも」

について、従来のループ状から、

業界初の機構による

安全・安心に配慮した

ループレス化を実現、

4月発売のアルミ樹脂複合窓

「エピソードII」

から全面切り替えを行う。


□安全の新機構

従来の

「操作ひも」

はループ状の操作ひもを引くことにより

窓の開閉や網戸の上げ下げを行うが、

子どもの体に巻き付くことで

事故につながる危険性があった。

そこで同社では、

安全性の向上のため

操作方法や機構に関する研究、

操作ひものループをなくした

一本ひも仕様の新機構開発に至った。


□1本のひもで切替可能

高窓用オペレーターでは、

操作部品の中間にある

切替ノブを引くごとに

内部の入力ギアの

かみ合わせが切り替わり、

出力ギアの回転方向を変えることによって、

一本のひもによる窓の開閉を実現、

収納網戸では、

一本のひも状のボールチェーンの

ボール部分1つひとつを

操作部品のギアに引っ掛けることで

巻取り軸を回転させ、

網戸を上げ下げする。

これらの機構について

6件の日本特許を出願中である。


□既設の取替も可能

YKKAPでは、

同ループレス仕様の操作ひもを

標準仕様として、

2021年4月以降全面切り替えを行う。

仕様変更にともなう価格改定はない。

また既設の製品については、

別途料金で取り替えが可能となっている。


□まとめ

チャイルドセーフティーとして

必要な新機構だと思います。

ループ操作と比べて新機構は複雑かと

思いますので耐久性は落ちそうですね。

既設と交換可能なのがとても素晴らしい。

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