得は3手で取れ
毎度どうもこんばんわ
心が熱くなる瞬間てありますよね
よし!やるぞ!絶対がんばるぞ
そういった束の間、熱意が落ちてくるのは1週間だそうで
本当に昔の人は優秀ですよね「3日坊主」なんて言葉がまさにマッチしてる
私は今まで生きてきてこんな素晴らしい言葉を作った記憶がありません
後世にのこる言葉を生み出したいものですね
さてさて今日は生き方にも繋がってくる話
私の全開の持論ではありますが、
得は3手で取れ
ということです
厳密に言うと1手、2手目は自分が打って3手目が相手の返し、つまり自分の利益ということですね
物々交換のように1回の取引で元を取ろうとするとどうしてもボロが出てしまいます
それは下心です
お金持ってそうなお客さんがきたぞなんとか高いものを買ってもらって今日の目標を達成しよう
とこんな感じが下心ですね
だから初っ端からろくすっぽ案内もせず、高級品のコーナーに連れていく
目が¥になってるでしょうね
1手目はただ与えること
他人の気持ちにしろ、お金にしろとても頑丈な金庫に入っているものです
まずはその鍵穴がどこにあるかを探ることが大事です
いわば索敵のための犠牲、初手は完全に捨てます
2手目もただ与えてください
人間の多くは利に聡いです
おいしいものを食べたらもう一口食べたくなるものです
遠慮せずに口に運んであげましょう
しかしここで実はいくらかの利得はもらってるんです
それはあなたへの信頼です
大事なことは2回言うとはよく言ったもので
2度同じことをされると1回目の現実性(リアリティ)が増します
1手目の効用を他者が勝手に大きくしてくれるんです
こないだも良くしてくれたし、この人は本当にいい人なんだな
信頼しても良いだろう、と感じ始めます
そのうえで満を持しての3手目で得を取る
原始時代の頃より物々交換をしてきた人類です
貰ったものは返さなくてはならないという心理が働きます
そこでスラっとこちらからの要求を申し出ます
すると、前回までの2手目までの利得、自分への信頼が上乗せされて
当初より交渉はうまく運びます
天秤ではかってイーブンもしくは自分が少しだけ重くなるように動けば御の字です
何故3手か?
3手目の与えるとそれが習慣化してしまうからです
貰うことが当たり前になってしまいます
(オープニングの3日坊主がうまく返ってきました笑)
相手に程よく与え、常態化せず、良い取引ができる手数が3手であるということです
昔居酒屋の仕事をしていた時に店長に客を呼んで来いといわれて私が何組かのお客さんを呼んでいた時はまさにこの方法を使いました
当時大口のお客さんを狙っていた私は料理の研究もかねて他のお店に行き、店長に料理の味や、サービスなんかをべた褒めしました
帰り際にまた来てもいいですか?
と一言添えたあと、1週間ほどしてオープン直後に手土産を持ってお店に行くんです
2.3000円ほどのお酒がメインでしたが
「実は○○というお店に勤めてていて絶賛修行中なんです。こちらのお店さんの仕事の仕方を見せていただき本当に勉強になりました。これは私からの本の気持ちです。つまらないものですが」
と言って去っていくんです
するとその1週間後、早いと翌日にはその方が何人かお店の人間をつれてきてくださいました
金額を計算すると、お店でご飯が5000円、お土産が3000円
相手は3名でいらして安くても1人3000円は使ってくださいますから
差し引き+1000円という感じですね
そのあとの返しも忘れずに、、、本当に丁寧にやるのならお礼状なんかも古風でハマる人はハマりますね
自分の行動に意味を持つとその質は大きく変わってきます
どなたかの参考になればうれしいです
では