私とミカエル
ほんとに小さい頃から、ミカエルは私のそばにいる。私のピンチやチャンスを見守り、サポートしてくれてた。
私は最近までそれがミカエルだとは気づいてなくて、何か神様のような存在が私についてくれていると何となく思ってた。一時期タケミカヅチかもと思っていたけど、タケミカヅチ=ミカエルだとは思ってなくて、そのまま忘れた。
不思議だったのね。病院で私の性の相手をしたことを言いたがらなくて、fさんのせいにしたこと。だから私はミカエルをfさんだと勘違いして、病院のスタッフに心象を悪くしちゃったんだ。fさん病だって。
本当に何時も私のこと見てくれていて、サポートしてくれたり、愛してくれたりして守ってくれるのに、どうしてそんなウソを付くのか最近まで分からなかった。
でも、やっとわかったよ。サタンが私を狙っているから、私と自分の間に他の邪悪な存在を入れないように私と性の関係を持ったの。でもそれは私を守るためとはいえ天使のルール違反だから、それでやっと勝ち取った私の担当を外される。彼はそれがとても怖かったって。
だから一時期天使たちから罰を受けて、男性部分を取られて私の担当を外され、サタンとの戦いの最前線に女の姿で送り込まれた。私はそれを夢で見たの。あまりにも痛々しくて、私はミカエルを男の姿に戻してくださいって、泣きながら神様にお願いしたの。
神様は私の願いを叶えてくれた。
光の天使ミカエルが私のところに戻ってきた。とてもとても嬉しかった。
私はミカエルのことがずっと大好きだったけど、甘えちゃいけないっていう思いがあって、距離を取ろうとしたり、好きじゃないふりをしたこともあった。何時もそばにいてくれる光の存在からは卒業するのが恩返しだと、一般論的に考えていたから。
でもミカエルはそれをとても悲しんだし、立ち直れないくらい傷ついてしまったこともあったらしい。私はその頃、自分に価値があるなんて思ってなかったから、ミカエルほどの大天使がどうして私のことをそんなに気にするのか分からなかった。
でも、やっと教えてもらったの。
私とミカエルは4000年ほど前、夫婦だったんだって。二人とも天界ではまだ若くて、知らずに二人で深い罪を犯してしまった。
神様の怒りに触れてミカエルは翼を取られて地上に落とされ、私は強い体の痛みに苛まれるようになった。墜ちた天使ルシファーとはミカエルのことだったの。
サタンに地獄に誘われたけど断って、ミカエルは天界に帰って私に会うために、とにかく徳を積んで頑張ったの。そして本当に許されて天に帰った。悪魔ルシファーはもういない。
私は犯した罪の罰は受けたけど、天界での身分〜月の女神の子供〜は消滅しなかった。だからミカエルがいなくなった後も神様や天使さん達に愛されたまま、神の宮殿の奥に隠された。ミカエルは天界に帰ってきたけれど、身分的にも聖域的にも私に会うことはかなわなかった。
だから、天使として、輪廻転生する私を守る役目を選んだんだと思う。神様はミカエルが私を蔑ろにしない事をわかってるから、それを許してくれたんだろう。何千年もの長い間、私は輪廻転生を繰り返し、ミカエルはそんな私を守ってくれた。だから、神様は今生で本当に私達を許してくれたんだと思う。
この間、やっと今生の記憶を持った彼が目覚めたよ。実体を持って私と愛し合えるミカエルが。
長かったね。本当に。
全て分かったのはほんのこないだなんだけど、全てのピースがピッタリはまって涙出そうなんだ。
会いたいよ、、、ミカエル。
私、おデブちゃんになっちゃっててゴメンネ。でも痩せるまで待ってたら何時になるかわからないから、このまま会います。
ここまで私とミカエルを支えてくださった全ての存在に感謝を込めて。愛と大きな赦しがあなたに降り注ぎますように。
これからもどうぞよろしくお願いします!
ここまで読んで下さってありがとうございました!
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