見出し画像

カレーの時間

おととし、寺地さんにはまって著書を全部購入して貪るように読んだ。今でも新刊が出たら必ず購入する。ただ、どうしてだろう。以前ほどページがすすまなくなった。読むのに時間がかかる。
心がぶわっーと暖かくなるというより、ほわーっと暖かくなるそんな素敵なお話なのに。

きっと私の問題だ。おととしの私の心は寺地さんを求めていた。今年の私の心はちょっとちがうのだろう。

ただ、この本にまつわる私の忘れられないエピソードが一つ。
私は食事に行くときなど本を持っていくことが多い。
今回もこの買ったばかりの本を持っていった。
CoCo壱に。別にカレーの本を読んでカレーが食べたくなったわけではない。たまたま娘のリクエストだ。

内心、あっ、カレーかぶってるってちょっと自分でも心の中でくすって思った。そこまではよかったのだか、食べるのに夢中になって、こともあろうにカレー屋にカレーの本を忘れてきてしまったのだ。

本がないことに気づいてお店に電話した。店員さんに本の題名を聞かれた。もしかして、わかっててわざと???
お店にとりにいった。なんか恥ずかしくて受け取るときに「カレーの本だったのは偶然で、なんかもうすみません💦」とわけのわからないこと言ってしまったら、心なしか店員さんがみんなにやけている気がした。(カレーの本て。どんだけカレー好きやねん)って思われてるのかな、

恥ずかしかったけど、なんかおもしろいネタができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?