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いじめの加害者への対応

前回の記事で、ごきさんが

加害者を裁くことがいじめの相談を受けた教師の仕事ではないと書いてくれた


その記事を読んだ私は、加害者への対応について、改めて考えるようになった


そこで

今回は加害者への対応について私なりの考えをまとめたいと思う


まず私が思う加害者への対応として大切だと思うのは「きちんとその人のことを見ること」と「私はあなたを大切に思っている」としっかりと伝えてあげることだと思う


人によっていろいろな考え方があると思うけれど

私は基本的には人間は、自分のことも相手のことも大切にしたい生き物

または自分が大切にされることで自分が幸せになり、相手が幸せになることで自分も幸せを感じられる生き物だと思っている


だから

いじめというのは

その辺の循環がちょっとおかしくなったときに

衝動的または無意識のうちに行ってしまうものだと思う


だからこそ

いじめの加害者へかけるべき最初の言葉は

罪をとがめることではなく

相手の身を重んじる「大丈夫??」の一言が大事なのではないかと私は思う


たとえ相手が質問に答えてくれなかったとしても

この一言をかけるだけで

「私はあなたを大切に思っているよ」という気持ちが相手には伝わるはずだ


もちろん

それで全ての循環が上手くまわり始めるなんてことは難しいのだけれど


多少の効果は絶対にあるはずだと私は思っている



そして

もし相手があなたの「大丈夫??」に心を開いてくれたのならば

是非相手にしっかりと寄り添ってあげて欲しい


もしかしたら

その気持ちが相手に伝わり

自分以外の人にも思いやりを持てるようになるかもしれない


こんな単純なことでいじめが解決するならとっくにいじめ問題なんて解決してるよと鼻で笑われるかもしれないけど


私は人を救えるのは

こんな単純なことの積み重ねだけだと信じている

この記事は2018年3月8日に下記のサイトで投稿した記事の転載です
https://izimedarake.hatenablog.com/entry/20180308/1520542433

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