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文章構成力を鍛えたい方必読!「新しい文章力の教室」は、初心者にもおすすめのビジネス本

みなさん、こんにちは。

社会人4年目のちゃかまつんです。

noteでの初投稿になります。
これから自分の勉強していることや興味のあること、読んだ本などを発信していきますので、よろしくお願いします。

今回、情報発信を始めるにあたり、これまで文章を書くことを避けてきたので、何か良い本ないかなーと探していた時に、副業でライターをしている友達から勧められた本をご紹介します。

なんでも・・・

・これから文章力を身に付けたい
・人に上手く伝わる記事を書きたい

と思っている人に非常にわかりやすくて、具体的な内容が詰まっているとか。

早速みていきましよう。

◎一人前の記者になるために実践されている「ナタリー式トレーニング」

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新しい文章力の教科書
苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
唐木 元(からき げん)著
インプレス出版

そもそも「ナタリー式トレーニング」とは、ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」で実際に一人前の記者になるまでの間、実践されているトレーニング方法になります。

実際に使われているトレーニング方法だからこそ、この本には、文章を書いていくうえで大切なことが書かれているというわけです。

読者にただ読んでもらうだけでなく、完読してもらうために必要な内容がぎっしりと詰まっていますが、今回は数ある項目の中から文章を書く基盤となる「ナタリー式トレーニング」をご紹介します。

◎記事はプラモデルと同じで、事前準備が重要な役割を持つ

みなさんは、文章を書くとき、全体の構成を考えてから書き始めますか?それとも、書きながら構成を組み立てていきますか?

私は、後者でした。
私の場合、ある程度の構成を組み立ててから書き始め、その時、思ったこと・気になったことを肉付け文章を書いていました。

しかし、今回紹介する「ナタリー式トレーニング」では、書き始める前に、文章の構成を完全に決めた上で、記事に取りかかることを推奨しています。

まずは、テーマを決定した後に、主眼つまり「何を」書くのか、「どれから」書くのか、「どれくらい」書くのかを決めることで、論理的な文章を書くことができます。

著者は、作中で記事をプラモデルに例えて説明をしています。
「パーツ」、「取説」、「箱絵(完成イメージ図)」があって、プラモデルは、簡単で間違いなく製作することができます。

なぜ簡単で間違いなく作れるのか?
それは、最初から「パーツ」が用意されていて、「箱絵」で完成イメージを確認したのち、「取説」の指示通り組み立てるからです。

記事もプラモデルと同じように、書き始める前に「どんなことを伝える文章なのか」を定め(箱絵)、「何を言うか」をトピック化して並べて(パーツ)、「どれから」「どこを重点に」組み立てるのかを決めておく(取説)
とあとは組み立てるという作業だけになるというわけです。

◎文章構成力を上げるためのトレーニング「ナタリー式トレーニング」とは

書きたい話題は、「5W1H」に基づき、事実に沿って集めます。
ある程度話題を揃えた後にするべきことは、1枚の紙に構造シートを書くことです。

<構造シート作成手順>※手書きで作成すること!
1.紙の上部に線を引いてテーマを書く欄を作る。
2.箇条書きで話題を列挙する。
3.列挙した話題を眺めて、テーマを決める。
4.決めたテーマを書きこむ。
5.話題の順番を決めて、番号を振る。
6.紙を変えて、新しくテーマを書き込む。
7.話題を順番通りに並べる。
8.アピールしたい優先度を決める。
9.構造シートを基に、記事を書く。

ここまで詳細に話題や書く順番をあらかじめ決めておくことで、いざ書き始めても悩まずに最後まで書くことができるようになるというわけです。

◎まとめ

どうでしたか?
実際に一人前の記者として自立するまで実践されている方法だからこそ、説得力がありますし、ここまで細かく細分化して考えているのかととても勉強になりました。

今回は、「ナタリー式トレーニング」に焦点を当てて紹介しましたが、まだまだ濃い内容がたっぷり詰まっている本なので、少しずつ記事にしていきたいと思います。

では、またお会いしましょう。

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